HPの20inchディスプレイ
昨年暮れ、友人から10年程前の中古の液晶ディスプレイを貰いました。HPの製品で20inchサイズの画面です。解像度は1600px x 900px と画素数は今のディスプレイに較べれば少ないです。
現在使っているのはMacbook Pro で、買った当初は27inch程度の外部ディスプレイを繋げて使う予定でした。13inchのディスプレイではとてもFinal cut Pro Xなど使えないと思っていましたが、Macbook Proのラティナディスプレイの精細さのお陰で何とかこれまで動画編集は出来てきました。
しかし、快適な操作環境と言う訳でも無く、必要なパレットだけを表示するように作業工程によって画面表示は切り換えて使って来ました。
Macbook 以前に使っていたiMac27inchに較べればその面積は4分の一程度のディスプレイなのですから、快適な環境である訳はありません。
それに家の中であちらこちらに持って行って使う為に、何時水を零したりして壊れるのかもわかりません。
実際既に2回程Apple に修理に出しています。
まだApple Care が生きているので修理代もそれ程は掛からずに済んでいますが、これから同じような事が起きる事を考えると、普段は外部ディスプレイに繋げて、キーボードも繋げ、所謂クラムシェルモードで使った方が怪我も無さそうです。
そんな事があってからのディスプレイだったので渡りに船でした。
解像度が横方向で1600px というスペックが何ともお粗末ではありますが、貰い物なのだから贅沢は言えません。
しかし、このディスプレイに繋げる方法はVGA かDVI しかありませんでした。
Macbook Proへの接続はThunderbolt (Type-C)しかありませんから、Type-C → VGA に変換する必要があります。
どうせ買うのなら、いろいろなコネクタを持つ Type-C 変換アダプタを買った方が良いでしょう。
この手のアダプタはかなりの種類が市販されていて選ぶのに迷います。
USB Type C 変換 アダプタ
結局購入したのはUSB C ハブ Tiniou 10 in 1 USB Type C 変換 アダプタ
4K HDMI出力ポート
1080P VGAコンバーターポート
3×USB3.0ポート5Gbps高速伝送
87W PD充電ポート
3.5mmオーディオポート
TF/SDカードリーダー
1000Mbps LANポート
と10通りの出力が出来る変換アダプタでした。
Macbook Proの購入時に同じような変換アダプタは購入してこれまでも使って来ましたが、これにはVGA出力はありませんでした。
こうしたものもそれ程高額なものでは無く5,000円もしないのですから、パソコンの周辺機器も随分と安くなったものです。amazono での購入で、ポイントも少しあったのでこれで一部補填しました。
届いた変換アダプタは思っていた以上にしっかりした作りでこれまで使って来た物より高級感もありました。
現在の使用状況
早速頂き物のディスプレイを繋げて見た所、問題なし。ただ、画質に関しては画像処理に使えるような品質では無く、白飛びが酷いです。これは古いだけに経年劣化なのか。
調べてみた所2009年の製品のようですから、既に10年が経過しています。それに価格も調べてみると、当時8,000円程で発売されていたようですから、かなりの廉価製品だったようです。
画像そのものの表示には向かないようですが、動画編集や画像処理には各種のパラメータを変える沢山のパレットがあります。
小さな画面ではパレット類が邪魔になり、始終この邪魔になるパレットをあっちにどかしたり、こっちにどかしたりの繰り返しになってしまいます。こうしたパレットなら色が少しくらいどうこうと言う事もありませんから、このパレット専用のディスプレイにして、画像の確認はMacbook Pro の綺麗なディスプレイを使えば問題なく使えそうです。
ただ、ディスプレイの高さが違うので、マウスポインタの移動する時に少し違和感を感じます。Macbook Pro の画面を持ち上げてやれば少しはこの違和感も薄らぐのかもしれません。
今は大きなディスプレイを買う余裕もありません。暫くはこの環境でやっていくしか無さそうです。
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