2020/03/21

VAIOのSSD化でLiniux変身 完了!!!

VAIO Liniux化プロジェクト最終段階



先月末から始まった頂き物のWindows7機のLinux化も最終段階です。

先週Pentium からIntel i5への換装が済み、かなりサクサク動くようになりました。
しかし、ハードディスクの中の状態をみると不良セクタが出始めています。これがどの程度まで問題ないのかは分かりませんが、本来はゼロであるべきでしょう。
そこでハードディスクを今流行のSSDに換装する事にしました。

以前は結構高額なSSDでしたが、今では500GBでも9000円を切る程で手に入ります。
早速、調べ始めましたが、コネクタはハードディスクと同じなんだろうか? 取り付ける為のブラケットはどうなんだろうか? Linux 側からフォーマットも出来るんだろうか? といろいろと分からない事ばかりです。

500GB SSD とハードディスクケース購入

いくら考えていても仕方ないので、SanDisk の500GBのSSDを注文しました。値段は9000円を切っていましたから標準値なのでしょう。

ついでに取り外したハードディスクも使えるようにしようと思い、ハードディスクケースも購入しました。SATAのディスクを2つ挿せるようになっていて、デュプリケーター機能により、片一方のディスクから、もう一方のディスクにクローンディスクを作る事が出来るようになっていました。
当初は、もともと付いていたハードディスクからこれを使い、SSDのクローンを作る予定でいました。
しかし、不良セクタが出てきているディスクからのクローンではどうなるのか心配もあります。最終的にはクローンは止めて、またいちからインストールする事にしました。

ハードディスクからSSDへ換装作業開始

SSDが届いたところで、早速ハードディスクからSSDへの換装作業を始めました。
前回のCPU交換に較べれば、今回はVAIOの裏に付いている足の部分を外すだけで何とかなるようです。



この足は4本のネジで止まっているだけなのですが、足が本体にかなり強力に食らいついていて、そうそう簡単には外れません。
ここはCPU交換時にも一度やっていたので、思いっきり力を入れて引っ張って外しました。


これを外すとハードディスクはドンピシャその下にあります。金属カバーに覆われているので、このカバーごと本体から取り外すとハードディスクは外れます。
電源とSATAコネクタを外、金属カバーからハードディスクを取り外します。




この金属のカバーにSSDを取り付ける事になりますが、これに合わせたアダプタは購入していません。ノートパソコンならしっかり固定する必要はあるのでしょうが、デスクトップなら簡単な固定でも良いだろうと、ここは一番簡単な両面テープ固定方式でいきます。結構ガッチリ固定されて、そうそう簡単には外れそうもありません。
あとは固定して、コネクタを接続して足を取り付ければ完了です。

Linux Mint Cinnamon のインストゥール

さて、準備完了。
DVDで作ってあったLinux Mint Cinnamon 19.3 のインストゥールディスクで、3回目のインストゥール作業を開始です。
3回目ともなれば慣れたもので、まごつく事もなく、一気にインストゥール完了。
さて、初回の起動、どれ程のスピードで起動するのか!!

一旦シャットダウンして、電源オン。
お、早い!!
デスクトップ画面が出るまでは結構な早さです。そこから入力受け付けるまでの時間もかなり短く、これまでWindows7で使っていた時に較べると格段のスピードアップで、これならストレスも感じる事無く快適に使えそうです。

VAIOのlinux化 完了!!



取り外したハードディスクは以前から外してあったPowerMacG4のハードディスクと一緒に今回購入したハードディスクケースに入れて使っていますが、ハードディスクの転送スピードをベンチマークアプリで調べるとその遅さに愕然としてしまいます。
SSDもパソコンのCPUを換えたといっても10年前のCPUですからSSDのベンチマークも300MB 程度ですが、この数字を今使っているi7搭載のMacbook Proのベンチマークの数字と較べるとこちらは2400程度まで跳ね上がります。
流石に新しい機種ではSSDのスピードを十分に出せているのでしょう。

一方、取り外したハードディスクのベンチマークでは30MB台の数字しか出ません。
でも、数字だけ見ると凄い差なのですが、実際の使用感ではそこまでの差は感じないと言うのも不思議
頂きものの古いパソコンも現在でも十分使えるレベルになりました。それに2023年まではサポートがあるというのですから、3年程は安心して使えそうです。
この2週間、昔に戻ったような気持ちでパソコンの改造?に夢中になれました。

Macbook Proを開くより、古いVAIOの前にいる時間の方が長くなってしまっている今日この頃です。

2020/03/14

Linux Mint で カシミール3D

10年前のVAIO VPCJ137F

昨年、知人からWindows7の入っている10年前のVAIOを貰いました。

中身はほぼ空の状態でしたが、自分は普段はMacを使っているので、特別にこのWindowsマシンを使う場面もあまりありませんでした。

ただ、Windows版しか出ていない地図アプリの「カシミール3D」だけは入れて、これは街道歩きの地図作りに便利に使って来ました。
このソフトが無ければミスコース無しに街道を歩くのは難しいです。

それまでもMacでWineというソフトを使って何とかこの「カシミール3D」は使って来ましたが、やはりMacではエミュレーション?でしか無く、その動作スピードは満足のいくものではありませんでした。

いくら10年前のパソコンとはいえ、ネイティブで動くこの「カシミール3D」はMacの動きとは違いそこそこのスピードでした。
勿論、早い、と言ったレベルのものではありませんでしたが.....
Windows7 サポート終了
そんなこんなしているうちに今年1月にはWindows7のサポートが打ち切られてしまいました

自分の使い道はこのこの「カシミール3D」でしかありませんでしたから余り気にも留めていませんでした。
そんな時にWindows7 サポート切れのWindows機にLinux を入れて動かす人達が最近は多いのだと聞きました。
自分でもLinux には以前より興味があったので、いろいろ調べてみると、それ程厄介なものでは無さそうです。
Linux の有り難いところは、このOSから、OS上で動くアプリケーションソフトまで全て無料と言う事です。無料ならば試して見る気にもなります。

Linux Mint の導入
そこで、VAIOのハードディスクの中にLinuxの入るスペースを作らなければなりません。これはWindowsの方で使用領域を縮小して100GBの未使用領域を作りました。

次はLinuxのダウンロードです。Linuxといってもいろいろな種類(これをディストリビューションと言うようです)が有り、迷う所ですが、初心者向けのLinux Mint がいいと言う事のようでした。
早速、このインストール用のisoファイルを入手します。
ところが厄介な事にLinux Mint の中にも3つのエディションがあり、またその上にこの一つ一つのエディションに32bit版と64bit版がありました。
この中で自分が選んだのは Cinnamon というエディションの64bit版でした。
まずはこれをダウンロードしましたが、今度はこのイメージファイルをDVDかUSBメモリーに入れて、起動ディスクを作る必要があります
ただ、単純にファイルをコピーしただけではダメで、特にUSBメモリーを起動ディスクにするにはまた特別なソフトが必要でした。
これもネット上で入手(勿論フリーソフト)して、USBメモリーの起動ディスクを作成します。
このUSBメモリーから起動させるには起動ドライブをこれに指定しなくてはなりません。

何の問題も無くあっけなく起ち上がったLinux Mint のデスクトップ


これはVAIOの場合はスイッチオンと同時にF2キーの連打でBIOSが表示されるので、この画面で指定しました。
何とも拍子抜けするくらい簡単にLinux Mint のデスクトップ画面が表示されました。

Linux Mint が簡単に起動した

このままでもそれなりに試用出来るので、暫くは様子を見てみました。
何とか使えそうです。
そこで、デスクトップ画面の中にあるインストールアイコンをクリックするとインストールが始まりました。
途中、よく分からない所もありましたが、その度にネットで調べて、なんとか無事にインストール出来ました。
日本語入力の為のインプット・メソッドもこのインストール段階で入ってしまうので、インストール後の再起動で立ち上がった時には日本語入力も出来ました。
この日本語入力も各種の設定が可能で、自分がこれまで使って来た「ATOK」仕様にしてみました。

Linux版表計算ソフト LibreOffice Calc 関数までほぼ100%のExcel互換

Linux の有り難い事の一つに各アプリケーションソフトのインストールが簡単な事。自分が欲しいアプリを選択するだけでいとも簡単にインストール出来てしまいます。
驚くのはその動作の軽さです。これがLinux 一番の特徴です。
Windows7ではモッサリしていてウンザリする程でしたが、同じパソコンでこうも違うのか?と驚く程の軽さです。そのサクサク感は快感!!!


CPUをPentium から i5 に換装!!
ここまで来ると些かの欲も出てきます。
このVAIOの心臓部(CPU)はPentium P6200 という物でこれを換える事が出来れば今以上のスピードアップが望めそうです。

このVAIOが発売された時、この上位機種には 「i5」や「i7」といったCPUを使ったバージョンもありましたから、これらの中古CPUが手に入れば換装出来そうです。
調べてみるとCPUが挿さるソケットが同じもので「i5 480M」というCPUがあるようです。
さっそく探してみた所、Yahooショップでこの中古を発見。値段は2400円 程度でした。早速これを購入し、同時にCPUと冷却ヒートシンクの密着性を高める為のCPUグリスも購入。両方で大凡3000円。これで旨く動けば安いものです。

今の時代、プラスチックカバーを外すのが一番難しく、また壊してしまいそうで怖いです。

金属カバーを外すと目当てのCPUが出てきました。左下の銅管の先端にあるのがPentium P6200


ヒートシンクとCPUを外した状態のCPUソケット。一体幾つの穴があるのでしょう?



左が取り外したP6200  右が中古で購入したi5   当然ながら全く同じ形状です。これがソケットの穴に刺さります。
CPUとグリスの両方が届いた所で、いよいよCPUの換装作業です。
先ずはVAIOの足の部分を外すのが一番最初。この穴からハードディスクを取り外します。苦労しながらも裏蓋を外すと、全体がシールド用の金属板に覆われた内部にアクセス出来ます。このVAIOはTVチューナーも入っているので、このようなシールドが必要だったのでしょう。

取り外したP6200 の裏側にビッシリ生えてるピン。一辺30ピンくらいはあるようです。
慎重にこの金属カバーを外すとお目当てのCPUが見えました。
ここまで来ればあとは簡単です。CPUにくっついているヒートシンクと冷却ファンを取り外しCPUをソケットのロックを緩めるとCPUが外れました。

すでにCPUグリスも乾いて固まってしまっていました。換装後はCPUの性能もアップするので発熱も大きくなるはずです。
冷却を完璧にする為に固まってしまった古いグリスは綺麗にとり、改めて新しいグリスをつけ、ヒートシンク再装着。
ここから先はバラした時と逆順で組み立てて行けば完成です。

早い!!!
特別な問題も無くCPUの換装が完了しました。
換装後初起動。ハードディスクは換えた訳でも無いですから、起動スピードは変わりません。
しかし、各アプリを起動してからのその動きは速いです。
今自分が使っているi7の2017年Macbook Proに迫る体感スピード?
このスピードは快感です。

デスクトップの背景を変えてみました。言い雰囲気のデスクトップです。

最終段階 カシミール3Dのインストゥール
そこで、いよいよ「カシミール3D」のインストールにトライ!!

これはMacと同じようにWine を使います。
Macと決定的に違うのはWineの導入がいとも簡単に済んでしまう事。

Linixの「ソフトウェアの管理」からWineを選択するだけで、もろもろの必要ファイルを入れて呉れて、これでWindowsアプリをインストール出来る状態になりました。
Macの時は訳が分からずに随分苦労した記憶があるのですが、Linuxでは超簡単でした。
カシミールのサイトから「カシミール3D」のインストールプログラムをダウンロードし、これをWクリックするだけで Wine が起動し、簡単にカシミール3Dのインストールが出来てしまいました。

無事に問題なく起ち上がったカシミール3D

起動してみると、かなり軽快に動きます。本家本元のWindowsの時より早いのはCPUがi5に変わった為なのでしょう。
このLinux Mint を使い出してからはまずフリーズする事はありません。
超安定動作していますが、ただ一つ、スリープした後では有線LANが切れてしまっている事で、これは何をどうしても駄目でリセットしない限り繋がりません。
WiFiの方は切れないのですから、何とも不思議。
これもバージョンアップをしていく中で、そのうちには解決するのでしょう。

ようやく全ての設定が完了

これまでのWindowsの時のようにストレスを感じながらと言う事も無くなったので、自分のメインパソコン、Macbook Pro よりこのVAIOの前にいる時間の方が長くなってきてしまいました。
旨く使い分けて行こうと思います。
因みにこのLinux Mint のサポートは2023年までのようですから、暫くは安心して使えるようです。

ハードディスクをSSDに換装する....
さて、ここまで来るとハードディスクもSSDに換装したくなります。実際にはCPUの換装より、SSDに換えた時の方が遙かに早くなるはずです。

ハードディスクのテストすると不良セクターも少し出始めているようだし.......
やっちゃおうかなぁーー......

これを頂いたT・Mさんには感謝、感謝 です。



2020/03/06

小学校の休校で孫の子守

ペダルを外して蹴りやすくしました。


新型コロナウィルスの感染防止の為に、小学校が休校になり、息子の子供を昼間預かる事になりました。
そこで、小2になるのに未だに乗れない自転車の練習を始めました。

自転車に乗れるようにしたい!!

この自転車、保育園の時に買った物なのですが、乗れないままにそろそろ小学生の体型では小さくなってきました。
息子の教えた時の方法で教えようとしましたが、なかなか進歩しません。
そこでYOUTUBEで練習法を探して、これを見てみたところ、良い練習法を見つけました。
これならうまくいくかも?と早速この練習法で始めてみました。

まず最初は自転車に跨がらず、ハンドルを横から持って歩く練習からでした。簡単そうでも、体の反対側に曲がる時には難しそうです。
これが安定して出来るようになったら、次はサドルに跨って、左右の足で交互に蹴って進むという練習。
やりやすいようにベダルは外しておきました。
ところがうちの孫は女の子で、力が無いのか、なかなかスピードも上がりません。左右の足交互では少し難しいようです。そこで早々と次の段階、両足で同時に蹴る練習に進みました。
両足なので、力不足の孫でもこれなら何とかなりそうです。
嫌になるのを宥めながらの練習ですが、ある程度継続すれば何とかなるのでしょう。

鉛筆の持ち方の矯正

もう一つ、気になったのが、勉強している時の鉛筆の持ち方。
これはかなり酷いですが、こうした事は学校では教えないようです。そこで、休校中にこれを何とかしてやりたいと、矯正を始めましたが、これまでに習慣付いているものを変えようとするのはそうそう簡単な事ではありませんでした。
amazon でこうした矯正グッズがないか、と探してみたところ、何種類か見つかりました。
高額なものでもないので、即買い。

5つ入っていました。

これくらいなら及第点?

昨日これが届きましたが、これは効果ありそうです。学校が休みの間、これを使っていれば何とかまともな持ち方変えられるかもしれません。
ただ、左右兼用という事で、サイズが大きめなのが少し残念な点。少し緩いので、指の動く余地が有りすぎです。

休校はまだまだ休みは始まったばかり。
毎日が大変なじーさんです。

2020/03/02

Linux Mint 有線LAN(Ethernet)が切れてしまう

古いVAIOにLinux を入れて数日前から試験的に使っているのですが、昨日になって、サスペンドから復帰した時に有線LANが切れていることに気が付きました。
思い返してみると、これまではいろいろな設定の繰り返しでサスペンドした事がありませんでした。
いろいろ検証してみるとサスペンド1回目では切れず、2回めになると切れるという不思議な状況なのです。
WiFi は何をどうしても切れてしまうことが無いと言うのも不思議です。

接続中


ケーブルが接続されていないとのメッセージが出る

厄介な事に一旦こうなると再起動しない限り繋がらないのです。サスペンドしなければ問題ないので、また仕事には全く関係ないので、実際に困るような事も無いのですが、何とも気持ちが悪いです。

ネット上で調べてみると、同じような症例はかなりあるらしいのですが、完璧な解決法は見つかりませんでした。
これからのバージョンアップで解決して行くとは思いますが、まぁ、切れたらWiFiで使い続けるか、再起動するかで困らないといえば困らないのです。




2020/03/01

Windows7 ディスクの縮小が出来ない

自分の頂き物のWindows機は問題なくLinux を導入できましたが、友人の所に遊んでいる同じWindowsパソコンもLinux にしろと、勧めたところ、本人もその気になり昨日より作業を開始。
まずは、Windowsで使っているディスク領域を縮小してLinuxの入る余地を作らなければなりません。

自分の場合はこの作業も何の問題もなく完了することが出来ましたが、友人のこのWindows マシンではこれがなかなか出来ません。
昨日からずっとLineで連絡とりながらこれに取り組んでいるのですが、未だに解決できていません。
ネット上での情報もいろいろ集めて、やってみたけど、尽く駄目。

症状はデフラグかけて、ディスクの縮小をやろうとしても、縮小できる領域が0となってしまい、これが何をしても解決しません。
勿論、実際には未使用の部分はかなりあるので、開放できる筈なのですが.....
流石にいささかうんざり。

いっそのこと、Windows7 とのデュアルブートは諦めて、Linux 一本にすれば簡単に形がつくのですが......