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2020/12/11

インテルi7 MacbookProをBigSurにアップデート


現在使っている2017年MacbookPro13 はCatalona へのアップデートは止めてMojaveで使い続けてきました。
というのも、Catalinaの不具合情報が多く、アップデートする気にはなれなかったのも一つのの理由でしたが、MojaveからCatalinaへの進化の程度がよくわからなかったという事もありました。それ以上にMojaveに留まった一番の理由は「32bitアプリは動かなくなる」ということが一番の理由になります。

 MacbookProに入っている32bitアプリは「FileMaker」「Offfice2011」「ATOK」などで現バージョンに換えるとなるとかなりの出費になるようなソフトばかりで、バージョンアップによる影響が大きすぎました。

 

Intel  i7の MacbookProでもBigSur は速いのか?

暫くはそのままMojaveで使っていましたが、M1チップを搭載した新MacbookPro13+BigSur の評判は予想に反して高評価で、ネット上でもそのスピードにビックリ!といった情報で溢れています。

 M1チップ搭載のMacbookProが凄いのは分かったのですが、ではインテルCPUのMacbookProをBigSurにしたらどうなのでしょう。そうした情報は少なく、実際、どの程度動いてくれるのか興味も湧きます。
 それ以上に、20年ぶりに、OSのバージョンナンバーが10から11に上がったのですから、どのようなものなのかと興味が湧くのは当然の事です。 しかし、自分のMacbookProは2017年なので、i7といってもクワッドコアでなく、デュアルコアのi7です。
そんなMacbookProでも早く動いてくれるのか?

動かないアプリが予想以上に出てしまった!

そこでTimeMachine でバックアップをとった上でMojaveから1世代飛び越し、BigSurにバージョンアップしてみました。
上記のアプリが動かなくなるのは承知していましたが、写真の管理やRAW現像に使っていた「Lightroom6」も使えなくなったのは想定外でした。 
Adobeから再度ダウンロードして再インストールしようと思ったら、なんとこれが出来ない! Lightroom6は買い切りタイプの最後のバージョンだったのですが、今は姿を消して入手は不可能のようでした。 他に変わるものも無いので、仕方なくサブスクリプションのLightroom Classic とPhotoshop を使えるようにしました。
Adobeでもこのセットのプランは他に比べて格安になっているので助かりました。

 他にも動画のダウンロードやファイル変換アプリの「Wondershare スーパーメディア変換!」も一部の機能しか働かないようです。これも日常的に使っていたアプリなので動かなくなってしまってガッカリ。

使えなくなったアプリの総額はかなりの金額になり、BigSurでも動く最新版を入手するかどうか?となると、ここはチト考えどころ。
新バージョンを入手しても来年は古希を迎えようとしている自分がこれからどれほど使うのかも分からず躊躇してしまいます。

 Apple純正のアプリでもiTunes は使い勝手がかなり変わり、ライブラリそのものを作り直さなくては使えないようでした。それに、これまではiTunesの中で管理していた動画(映画)は別アプリになり、こちらも新しいライブラリを作らなくてはなりませんでした。 
しかし、この件についてはBigSurで変わった訳ではなく、Catalinaからの変更のようで、Catalinaにバージョンアップした場合には自動的に新しいライブラリが作られたようです。でも自分の場合はCatalinaを飛び越えてしまったので、このライブラリのアップデートがうまく行かなかったという事のようです。
しかし、これもあとで調べてみたところ、MojaveからBigSurへのアップデートでも、音楽データや動画データのライブラリのアップデートは出来たようです。 
でもこれまでのライブラリは20年ほどライブラリのアップデートを繰り返して来たOS X 10.0 以来のライブラリなので、そろそろライブラリも新しく作り直しておいて正解だったのかもしれません。 

他にも幾つか一見不具合に見えるものもありますが、一番感じるのは各アプリの起動時間です。起動完了までにはかなり待たされるようになりました。起ち上がってしまえばそれ以後はMojaveの時より早いように感じますが、起動に時間が掛かるというのは嫌なものです。

 

Final Cut Pro X や Motion5 は速いみたいだけど、気のせい?

特にFinal Cut Pro 、Motion5 、Compressor などの映像関連のアプリは早くなっているように感じます。実際に同じソースで時間を計った訳ではないのですが、実際使っていて早く感じます。 
今のところはOffice や FileMaker などが使えなくても困るような事はありません。というのも、もう一台のMacBook Airの方に同じアプリが入っているので、必要な時はこれで何とか出来ています。 

Mojaveに戻そうか.....

こうなると、試験的に使ってみようと思ってバージョンアップしたBigSur でしたが、Mojave に戻すかどうか?と迷っています。
戻すのならば、早いほうがTimeMachineのバックアップからの空白時間が短くて済みます。変わりがそれ程無いのなら、32bitアプリも問題なく動くMojave に戻すのが正解なのか? 

迷うところです.....。