2022/12/28

MacBookPro13 2017からM2 MacBookPro13 2022へ

MacBookProが壊れた!

2018年春、それまで8年使って来たiMac27がダウン。

 即変わりを購入しなくてはならないので、そこで急遽購入したのがMacBookPro13でした。BTOで出来る限りスペックを上げて、CPUはi7、メモリーは最大の16GBにして、SSDも最大容量の1TBまで上げた結果値段も目一杯まで上がり、32万程だったか?

 これは最初からいろいろトラブルがあり、そのくせスペックの割にそれ程早くもありませんでした。 この年の夏に出た2018年モデルはi7もクアッドになり4つに。
自分の2017年モデルは2コアでしたが、これは購入してから分かった事で、自分では4コアのつもりで選んだi7だったのですが...... 

結局30万オーバーを出して購入したMacBookProもナント、4年半でおシャカです。いきなり電源が落ち、その後はまったく反応無し。

修理代は最低8万円!

Appleに持ち込んだところ、電源部の故障らしく、修理には最低でも8万円ほど掛かるとの事でした。
それにこれは最低の金額で、状況によってまだ上がる可能性があり10万円越えもあり得るとのこと。 これを聞いて直す気が失せました。
治したところで2017年モデルの性能にしかなりません。それなら現行機種を買った方が良いでしょう。 

まだまだ新しいMacに替える予定も無かったので、最近の情報は全く知りませんでした。MacBookProの最新機種はM2チップを搭載したモデルらしく、今年の夏に出たばかりの機種のようでした。
 

M2 MacBookPro13

迷う事なく、と言うより、考える事なく、これを選択して、あとはメモリーを16GBまで上げて、SSDも512GBまで上げたところ、金額は23万程に上がりましたが、前回の2017年の時に比べれば10万円近くも安いです。
 安いとは言っても予定していなかった23万円もの出費は痛いです。 でも、無しでは済まないのでこれで決めました。

 BTOモデルはいつも10日くらい待たされます。 iMacの時も前回のMacBookProもそうでしたが、10日ほど待たされました。
いつも中国からの発送のようでした。 ようやく届いたMacBookProは壊れたMacBookProと見た目は全く同じで、買い替えた感がありません。

移行はTimeMachineのバックアップから簡単に完了

1ヶ月程前にとってあったTimeMachine のバックアップから丸ごとリストアではないのですが、殆どの部分が簡単に移行出来てしまいました。 こうした事に関しては昔に暮らべると簡単に済むようになりました。 起動してみると、早い! アプリも問題無く動いているようです。

PRAMクリアーが消えた!

戸惑ったのは、これまで20数年間、どんなMacでも使えた Option+Command+R+P の同時押しによるPRAMクリヤーが消えていました
それとSMCのリセットも無くなっています。 
それにこれまでのmacOS復旧に入る為の Optionキーを押しながらの電源オンも効きませんでした。しかしこれは起動オプションがシリコンチップになってからは変わったようで、今では電源スイッチを押し続ける事で出来ました。
 

macOS Ventura にバージョンアップ

2017年の時ほどのトラブルもなく、今回は問題無く新しい機種に移行出来たようです。
 
搭載されているmacOSはMonterey でした。最新機種ならば最新OS のVentura にしてみたいと思い、思い切ってVenturaに上げてみました。



 巷では各種障害が報告されていたので心配していたのですが、自分の環境では問題無かったようです。 
ただ日本語変換の「ATOK」だけはファイルが壊れているとの警告が出ました。しかしこれに関しては事前に調べておいたので、説明通りに、まずは既存ファイルを削除して、改めてインストールする事で解決しました。
 

Montereyのバックアップファイルが使えない!

しかし、変わりないようならMonterey の方が良いのかも? と思い、バックアップからリストアして戻そうと思ったら、なんと起動OSバージョンが違う為に、Montereyで起動しなくてはリストアは出来ないようです。そんな馬鹿な! でも、いろいろ調べてみた結果、やはり駄目なようです。 ここから戻す為には
AppleからMonoterey のインストールファイルを入手。
このディスクからUSBメモリの起動ディスクを作成。
このUSBメモリから起動したうえで、Monterey のバックアップファイルをリストア
という手順を踏めばMonterey に戻す事が出来るようでした。 しかし、旧バージョンのバックアップファイルが利用できないなんて、お試しに新しいOSを使ってみる事が出来ないと言う事になってしまいます。 
なんともおかしな話です。
 仕方ないので、そのままVenturaを使う事にしました。 どうせMonterey に戻せたところでそのうちにVentura に上げことになるのでしょうから、そのままの方が手間も掛かりません。
 

一月半使用してみて

このMacBookProを使い出してから約1ヶ月半。 
今のところは自分が使う範囲では文句なしの性能です。 
バッテリーが20時間近く持つのもこれまでのMacBookProから考えると驚異的な長さです。 
スピードももの凄く、FinulCutProX、Compressor ,Motion5 の動作はこれまでとは別物。

 それに熱が出ないのかファンはこれまで回った事がないかも? 

全てのアプリで、これまでは遅くてストレスを感じていた部分が全くと言って良いほどに無くなってしまった事にはビックリです。 

動作スピードと発熱といった相反する部分が両立出来ているのは見事です。
言い方を変えれば、旨くバランスのとれた機種ということになります。 M2より上位のCPUもありますが、性能が上がればバッテリーの持ちは悪くなってしまう事を考えれば、このM2 MacBookPro は自分にとってのベストチョイスだったようです。 

願わくばせめて10年くらいは故障なしで使い続けたいものです。