来年からは Googleフォトも無制限では使えなくなる
長い間使って来た画像クラウドサービスのFlickrが昨年一月に、それまで1TBまで無料で使えた物が、突然の有料化。
写真の保存という使い方では便利な機能も持っていたし、写真の公開方法もいろいろな公開の仕方があってかなり使えるサービスで重宝していました。
そんな便利なFlickrが突然の変更で、無料では1000枚までしか保存出来なくなってしまいました。
しかし、他に代用出来るようなところも無く、止む無くPro版に変更しました。
それ以前にはYahooでも同じようなサービスがあったのに、これも突然の縮小化で、画像の保存としては使い物にはならなくなってしまいました。
Flickrは日本語表示でなく全て英文だったのですが、最近になり日本語で表示されるようになり以前よりはわかりやすくなりました。
改善された部分もあるようなので、来年の1月でPro版も終了とする予定でいましたが、Flickr Proへの復帰もありかな?とも思っています。
まして、Googleフォトに制限がつくとなると尚更ということになってしまいます。
機能豊富なFlickr
flickerが有料化された時点で、Googleフォトもそのうちに無制限では無くなるのだろう、と思っていたら、思っていた以上に早くそのような事態になってしまいました。
Googleの説明によればGoogleフォトへのアップロード枚数は1週間で280億枚にもなるといいますから、今回の変更も無理もない措置と思えます。
Googleでは何年か前にも、それまでGoogleドライブの方でGoogleフォトの写真や動画を利用ことが出来ていたものも、GoogleフォトとGoogleドライブを切り離して全くの別物にしています。この結果、Googleドライブに写真アルバムを置くためには、改めてドライブにも写真ファイルをアップロードしなくてはならなってしまいました。
これまで無制限で使えたGoogleフォト
Googleフォトに足りないところはアルバムの階層化が出来ない事でした。対して、flickrはこのアルバムの階層化構造を持てた事が一番の特徴でした。
Googleフォトでflickrと同じように保存しようとすると、千数百個のアルバムが一つの画面に出てくる事になり、この中から特定のアルバムを見つけるのはずっとスクロールして探すしかありません。
Googleフォトとドライブがリンクできた時は、Googleフォトへアップロードしておいて、アルバム整理はドライブ側でフォルダを使って階層構造を作る事ができました。しかしフォトとドライブが切り離されてしまったことで、ドライブ側で画像の管理をする場合には改めてGoogleドライブにアップロードする必要があり、これは使用容量にカウントされてしまいます。
自分の場合は何年か前から月250円でGoogleの容量は100GBに上げてあるのでまだ暫くは持ちそうですが、それとてやはり限りあるもので、無限ではありません。
Googleの予想によれば、現在の自分の使い方だは、あと4年は大丈夫なようです。
Amazon Photos はオリジナルサイズで無制限
Googleフォトが制限付きになると、残る無制限画像ストレージサービスはAmazon Photosだけになります。amazon Photos
Amazonプライム会員なら使えるサービスで、自分も使っていますが、プライム会員の会費は支払っているので、無料サービスとは言えません。
Amazonフォトはオリジナルの画像を無制限に保存できるのですが、残念な事に、アップロード等に時間がかかり過ぎて、積極的に使おうとは思えないのです。
そして、これもGoogleフォトと同じようにアルバムの階層構造は持てません。
これとて、何年か先にはflickerや Googleフォトと同じような制限付きになる事は十分想像できます。
やはり、外部のクラウドサービスに頼らず、パソコンに繋げたハードディスクでしっかり保存するのが、一番いい方法なのかもしれません。
保存と公開を旨く出来るのがFlickr だったのですが......