2018/02/12

NXWine でカシミール3Dを動かす

以前もNXWineの事は書いた事がありますが、本当に大雑把に書いたので今回は実際に導入する手順について書いてみます。
その前に、このNXWineとはなんぞや?

これはWindowsアプリをMac上で動作させるためのソフトで、実際にどうした仕組みで実現させているかは存じませんです。自分がやりたかったのはこれを使ってWindowsアプリである「カシミール3D」を動作させたかったのが一番の(と言うより唯一つの)理由です。NXWine、カシミール3D、どちらもフリーソフトとして提供されています。

NXWine のインストール
まずはNXWine をダウンロードして、これをインストールします。

<<NXWine のダウンロードはここから>>

ダウンロードしたらこれをインストールします。インストールが無事に済めばインストール先に下のようなアイコンが出来ているはずです。これがNXWine のアイコン。

NXWineのアイコン

これをWクリックしてまずは起動してみます。初回はWindows の環境を作り上げるためにかなりの時間が掛かるので気長に待ちましょう。この仮想のWindows c:ドライブはMac のライブラリ/NXWine/の中に構築されます。全ての処理が済むと
NXWine Menu 画面

このようなNXWine のメニュー画面が出ます。メニューの中の「WINEPREFIX を開く」 をクリックすればwindows のc:ドライブを見る事が出来ます。
これでWindows アプリをインストールする準備は完了です。自分と同じようにカシミール3Dをインストールするのならまずこのカシミールのインストーラーをダウンロードします。

カシミール3Dのダウンロードとインストール

ここにはいろいろなタイプのものがありますがまずは「カシミール3D フリー基本セット」を選択してダウンロードします。ダウンロードフォルダに「kas932fb.exe」というファイル名のインストーラーがダウンロードされているはずです。ここで先ほどのNXWine のメニューから「Wine エクスプローラ」を選択すると

Wine エクスプローラの画面

Windows そのものの画面になりますから、ここから先ほどダウンロードした「kas932fb.exe」を探し、これをWクリックすればカシミールのインストールが始まります。最初にいろいろと聞いてきますが、全て"Yes" 。このインストールはあっと言う間に終わり、これでカシミール3Dも仕えるようになっています。
カシミールのアイコンも作られるのでこれをクリックして起動。

カシミール3D

旨くいけばカシミール3Dの画面が表示されます。ここからのカシミールの操作については多くのサイトで説明されていますからそちらを参考にすれば良いでしょう。リアルタイムで立体図形を表示する「カシバード」もほぼストレス無しに動きます。
カシミール3Dを便利に使うには国土地理院から標高データを入手してこの標高マップを作り、これと地図とを合体させるなど、まだまだやらなければならない事がありますが、説明通りに勧めていけば理解できると思います。

しかし、この作者の方、macOS ネイティブなカシミール3Dを出してくれないものでしょうか。
Windows アプリ全てがNXWineで動くものでは無いですが「jw_cad」は動きました。ただこれは3年ほど前の話で、今はどうか?



2018/02/11

イヤホン


久しぶりにiPhoneで使うイヤホンを購入してみました。

もともとついてくるAppleのイヤホンのフィット感は最悪。
あれで安定して耳から外れない人なんて居るんでしょうか?

以前も幾つかそこそこのイヤホンを買ってみましたが、最終的には皆コントロールスイッチが効かなくなってしまっています。
多分汗が入って接点が傷むのではないかと思いますが、あのコードがコントローラーに入っている部分をもう少し何とかしてくれれば汗も入り込むこと無くもう少し長い間使えるのでしょうに......

試しに今度はBluetooth 接続のものにしてみました。
Bluetoothのヘッドフォンタイプのものはありますが、これは夏は暑いです。それに散歩のときには少し鬱陶しい。
その点、今度のものはイヤホンの左右がコードで繋がっているだけのものでコードも邪魔になりません。

"Soundpeats"の"Q30"という製品なのですが、これにはイヤーピースがXLからXSまで5種類の大きさのものが付属し、耳に引っ掛ける為のイヤーフックが大小3種類、他にもケーブルを固定するためのコードクリップやらケーブルを留めるバックルとか、いろいろなものが付属していてほぼ自分の耳に合わせて使うことが出来ます。

充電はミニUSBケーブルで、一度充電すれば8時間ほど使えます。

音質も自分的には好みの音で、イヤホン自体が耳へ巧くフィットするので低音もいい感じです。

毎日1時間ほどウォーキングに出ますが、殆ど気にすることなくフィットし、外れるような事は皆無です。これは付属の耳に引っ掛けるイヤーフックの効果が大で、耳に付けるにも違和感は感じません。

なかなかいい感じのイヤホンです。

iMac 買い替え?


現在使っているマインマシンは2010 mid のiMac27" 。
もう7年半も経つから重い処理は正直イラつくようになってきました。それでもCPUは購入時にi7に換装しておいたので動画編集を除けば何とか我慢もできる状態です。

今になって思えばいくら増額になったのかは記憶にありませんがi5にしなくてヨカッタ!と思っています。

最近発売されたiMac Pro のスペックを見ると凄いです。これでこれまでPro仕様となっていたMacProは消えるのか?

まず基準となる基本価格は558,800円。

これにCPUを2.3GHz 18コアintel Xeon Wプロセッサに換え、メモリはこの際だから思いっきり乗せて128GB、ストレージも1TBのSSDなんてセコい事は言わずにこの際目一杯の4TB SSD、グラフィックカードも Radeon Pro Vega 64(16GB HBM2メモリ搭載)。

ここまでいくとお値段は1,460,800円

さぞかし凄いスペックなのでしょうね。

ここまではいかなくてもいいから普通のiMacと思っても希望通りに組んでいくと40万オーバーです。メモリをいっぱいの128GB、ストレージも2TBのSSDにすると58万。

これまでの経験から高いものを買っておけば現役で使える寿命は伸びます。

あーーー、欲しいけど   

もう少し我慢しよう。

一時期、現在のiMac のSSD化する事も考えましたが、早くなるのは内蔵ディスクだけで、外付けはFW800 か USB2.0 のまま。これではこれ以上投資してもあまり意味はなさそうです。

やはり今は我慢しながらでもこのまま使い、そのうちにiMac の最新機種の購入を考えるのが一番の得策のようです。

2018/02/10

白黒写真をカラー化

グレースケールの写真に着色してくれるサイトがありました。facebookで教えて貰ったのですが、これが凄い!!

どういう方法で着色しているのかは分かりませんが、凄く自然に色が付いちゃいます。

白黒写真は古い物のはず、それに色を付けるとなると派手では元の写真の雰囲気が無くなってしまいますが、派手でなくレトロっぽい着色をしてくれるので良い雰囲気に仕上がります。
百聞より一見ですね。

元画像
加工前のグレースケール画像

着色後
着色後

ご覧のようにレトロっぽく自然な着色になります。明治時代にフィルムに着色した着色写真のような感じに仕上がり、良い雰囲気を出しています。

着色加工してくれるサイトはこちら

勿論無料です。

2018/02/02

柳生街道

現在 進めている「甲州道中歩き」は3月にゴールする予定なので、 ポスト甲州道中の「柳生街道」の計画を始めました。実際に地図上でコースを追ってみたら 距離は意外になく、笠置駅から奈良公園まで でも27Km程度。1泊2日なら十分余裕で ゴールです。ただ、 街道はかなり山道を歩く事になりそうで、これもまた楽しみです。
奈良の桜はどうなのかと思いますが、この街道沿いに桜なんてあるんでしょうか?奈良公園にはあるようですが、柳生の里や忍辱山あたりはどうなんでしょう?
1日目
清水(4:30)ーー車ーー(7:20)関駅(8:10)==関西本線===(9:20)笠置駅 〜〜歩き(12Km)〜〜忍辱山バス停ーー路線バス(36分)ーー奈良市内(泊まり)
2日目
奈良ーー路線バスーー忍辱山バス停〜〜歩き(15Km)〜〜奈良
奈良駅ーJR大和路ー加茂駅ーJR関西本線ー関駅

2日目の方が距離が長くなってしまいますが、これは仕方ないようです。

2018/01/29

ハードディスクの低温障害

自分のパソコンはiMac27" i7 (2010年)なのですが、これに外付けのHDをFireWireで2台(4TBとRAID(ストライピングモード)の2TB)繋げています。iMac は定時に電源が入るようにしてあり、HDは使う時になってから電源を入れるようにしています。ところが最近、朝パソコンを見てみるとこれに繋がる電源の入っていない筈のHDのアクセスランプが点滅しています。この状態で電源を入れようにも電源が入りません。電源のコネクタとFireWireのケーブルを外してから再度繋げて電源を入れようとしてもダメ。
筐体があまりにも冷たいのでこれが原因か?と思いヘヤードライヤーで暖めてやると何事も無かったかのように電源も入り、マウントされます。ネットで何か原因が分からないかと調べてみたら温度が下がっているとこうした事が起きるようでした。HDが熱に弱い事は知っていましたが、低温にも弱い事は初めて知りました。
HDは20℃から40℃(気温ではなくHDそのものの温度)が適正温度と言われていますが、気温5℃が加減と考えればいいようで、正常動作する条件に室温5℃を設定している事が多いとの事でした。機械のくせになんと、人間より虚弱体質!!
HDも低温防止の為に、何か保温材で包んでやった方がいいのだろうか?

2018/01/18

甲州道中


真南に富士山
なんと、これが年明け後初めての投稿になります。1月6日に甲州道中6回目を済まし、その翌日から風邪気味で未だに気力が抜けています。
甲州道中は静岡の住人が歩くには割と経費も掛からずに済み助かります。中山道の時のように2泊3日を繰り返すと1回で4,5万円も掛かってしまい、何とも贅沢な旅行になってしまいました。その点甲州道中は5人以内ならば車で行ってスタート地点まで電車で移動し、帰りは電車で車のあるところまで戻って帰って来れます。今回も旅費だけならば1500円程度で済んでいました。
今回は新しく使い始めたGPSアプリ「スーパー地形」のテストをしながらの道中となりました。心配していたバッテリーの消費はこれまで使っていた「Geographica」と同程度のようで、これはあまり心配なさそうです。この「スーパー地形」にはオフラインモードがあり、これをオンにしておけばデータ通信は発生しない仕組みもありますが、今回この設定はしてありませんでした。これも事前にマップの一括ダウンロードをしておいたので、実際にはデータ通信は発生していなかった筈です。面白いのは現在の位置から見たパノラマ展望図が描ける機能で、これはなかなか便利。以前登山をやっていた事もあり、歩いているとあれは何山?と悩む事が多く、また山は見る方向によりその姿を変えてしまうので山名の特定は意外と難しいものです。このパノラマ展望図の機能は見る方向を変えればそれに応じて画面も動いてくれるので超便利。ほぼ間違いなく山座名は特定出来ます。
甲州道中韮崎付近からの西方向

GPSのログも出来る事ならこれでとってしまいたいのですが、やはりバッテリーの消耗を考えると別のGPSロガーを使う事になってしまいます。このGPSロガーも以前はGARMINの安物を使っていたのですが、これが壊れてしまってからはそれまで以上に安いHOLUXのm-241というGPSロガーを使っています。これは安いだけに精度も値段に応じたものですが、今の使い方ではこの程度の精度でも十分なので何年かこれを使っています。記録できるポイント数も10万ポイント以上で、単三乾電池1本で10時間以上持ちます。記録のインターバル設定も時間または距離の選択が出来、かなり便利に使えています。Macへの取り込みもBluetooth またはUSBのどちらかが選択できますが、今はUSBでの取り込みが殆どです。
「スーパー地形」と「Geographica」いずれにしても予備バッテリーは必須のようです。

肝心な甲州道中の方は今回は中央線の竜王駅から北杜市の武川町までの約23Kmを進める事が出来ました。予定よりもかなり早くのゴールとなってしまったため、寒い邪の吹く中、1時間もバスを待つことになってしまいましたが、何とか無事に予定をクリヤーすることが出来ました。これでゴールの下諏訪までは残すところ2日。次回は暖かくなった3月に一泊二日で一気にゴールする事になりました。

帰って来た、翌日からは風邪三昧の毎日.....ゴホン、ゴホン!
あーー、参った!!