2020/09/03

NXWineが配布中止 Macにカシミール3D がインストール出来ない!


NXwine が配布されていない!

MacでWineを使ってWindowsソフトを動かす事を可能にするNXWineが配布を止めたようです。
似たようなソフトであったEasyWineも現在では配布されていないようです。

Wineを手軽に利用できるようにしてくれるこの2つのソフトが配布されなくなったという事により、自分のようなWineの知識の無い者にとってはMacでWindowsソフトを使う手段が一つ消えてしまった事になり、非常に残念な状況です。

ハードディスクからカシミール3Dが消えてしまった!

Linuxで動いているカシミール3D

これまでMacで、NXwineを利用してカシミール3Dを使って来ましたが、先日、このMacBook Pro が起動しなくなりmacOS Mojaveを再インストールする羽目になってしまいました。

Time Machineでバックアップは取ってあったので、問題なく元の状態に戻る筈でした。
ところが、このバックアップからのリストアでも起動できず、結局Appleへ修理に出す事になりました。

完璧を期しアプリも手作業で新規インストール

Appleから戻ってきたMacBookへ、もしかしたら壊れているのかもしれない TimeMachineのバックアップファイルをリストアする気にもなれず、今回は堅実に一つ一つのアプリを手作業でインストールする事にしました。

こうした作業は結構苦痛です。結局この作業に20時間ほど没頭し、ようやくほぼ元の状態に戻すことが出来ました。

しかし、こうなると困るのはAppleのAppストア以外からダウンロードしてインストールしたアプリです。

NXWine が配布されていればこれをダウンロードしてそこからカシミールのインストールまでは一気に行けるのですが、現状でNxwine が配布されていないのなら、ここは潔く諦めるしか無さそうです。

もっとも、カシミール3Dは、サポートの終了した頂き物のWindows機(VAIO)をLinuxマシンに変身させ、このLinux機に、Macと同じようにWineを使ってインストール出来ています。

と、言うわけで、以前とは状況が変わり、Linux VAIOの登場により、MacBook Proからカシミールが消えても特別困る状況ではなくなっています。

長ーーい付き合いだったけど Good bye Wine !!

それに、カシミール3D以外には、特別Macで動かしたいと思うようなソフトもありませんから、踏ん切りをつけるには丁度いい機会になったのかもしれません。

一番良いのは、Mac版のカシミール3Dが開発される事なのですが......



2020年アリ撲滅作戦は9割方成功か?

作戦開始1週間でほぼ居なくなった イエヒメアリ




最終兵器「アリメツ」を仕掛けてから約1週間。家の中に中でアリを見ることは殆ど無くなりました。
途中でアリメツには見向きもしなくなりましたが、アリの一番の好物は「ツナ」との情報を得て、ツナ缶の中身を少ーしだけ置いたところ、直ぐに寄ってました。
これに一滴だけアリメツを垂らしておきましたが、これが効果あったようです。
それ以後は、たまーーに、キッチンでイエヒメアリを一、二匹見かける程度で済んでいます。

これは効果があったようです。

イエヒメアリはジプシー生活

しかし、このイエヒメアリは固定した巣を作る訳ではなく、コロニーがその都度移動していく、いわばジプシー生活みたいなものなのだそうです。

こうした習性から考えると、完全駆除できたと考え難く、アリ達は危機感を感じてコロニーを移動したということなのかもしれません


本物のありはこんなにかわいい顔してません。


群れが大きくならないうちの早めの対応が重要

また、そのうちに出てくるのでしょうが、その都度なんらかの手を打たなければ、この先増える一方だったのかもしれません。
今回のように、余り大きな群れにならないうちに早めの対応をしていく事を繰り返すしか無さそうです。
しかし、駆除のまず一番は、餌になるようなものを置かない、と言うことに尽きるようです。





2020/08/15

2020年夏 アリ撃滅作戦!

今年も出てきた イエヒメアリ

毎年夏になると家の中に出没する小さなアリを今年も見かけるようになりました。
殆どのアリは家の中には入ってきませんが、こいつだけは別。自分の目ではよーーく見ないと見えないほどに小さいので、チクッっと噛まれるまでは気がつきません。
体は小さい割に噛まれると結構チクッと来ます。これはアリの持つ蟻酸による痛みのようです。
調べてみたところ、家の中に入ってくるのはイエヒメアリというアリのようで、駆除には結構苦労する種類のようです。
今年こそこいつの撲滅させようと、アリとの戦いが始まりました。

敵を知る!

敵を知り己を知らば百戦危うからず、という昔からの教え通り、まずは敵の情報集めです。
イエヒメアリは体長2~2.5㎜程度の大きさで、全体的に淡い黄色で、腹部薄黒いです。元々アフリカ原産で、暖かい場所を好みます。現在は海を越えて広がり、日本では北海道を除く各地に分布しています。
熱帯が原産であるため、寒さに弱く、冬場などは暖房設備のあるホテルやマンション、ビルなどに生息します。コロニーの中には一般的なクロアリと違い、多数の女王アリがいるため、繁殖力が旺盛です。また、固定した巣をつくらず、1つのコロニーが餌を求めて移動を繰り返すのも特徴のひとつです。壁の亀裂や壁と柱の隙間などの狭い場所の奥をたまり場とするため、イエヒメアリを駆除することは困難といえるでしょう。
床と壁の縁のようなやや薄暗いところから台所や食堂に入り、食品に群がります。イエヒメアリは雑食性のため、あらゆる食べ物が餌となります。
<生活110番より>

調べた限りではかなり厄介な敵のようで、事は慎重にすすめる必要がありそうです。

イエヒメアリ撲滅作戦開始

家の中には入ってきますが、行列を作るほどの数でもないので、まず最初は何処から入ってきているのか、その入り口を探すことにして、いつも見つかる所に夏の暑さで溶け出した飴を置いてみました。
ところが、いつもは少しでも菓子屑などが有ればたちまち集まって来るのに、これだけの御馳走があるのに翌日になってもアリの子1匹いません。 どうした事か? まさか感づかれたか?
でも、あんなに小さいアリの頭がそれほど働くはずもありません。

アリの駆除剤

アリが寄ってくるまでの間に、アリ専用の駆除剤を買ってきました。
顆粒の駆除剤と液体の駆除剤
巣のアリ退治シャワー
一つは液体の「巣のアリ退治シャワー」という薬で、この薬のかかったアリが巣に戻ると、周りのアリにも薬剤が付き、巣ごと撲滅出来るというものでしたが、そんなに上手く行くのか?除虫菊の成分と木酢液が主成分のようです。天然成分を使っているので安全との事ですが、こちらとしては安全より、効果があるのかどうかが一番。

アリ撃滅粉タイプ
もう一つは細かな粒状の「アリ撃滅粉タイプ」というもので、直接掛かればアリも死んでしまうようですが、撒いておけば忌避剤としても使えるようです。こちらも安全が売りの駆除剤のようです。

さて、問題の餌にアリは来たのか?
3日目になり見てみると、おーーッ、溶けた飴の周りで、アリたちが円形になって舐めています。
それに、その数もこれまでには見なかった数で、おまけに行列まで出来ています。
何処から入ってきているのか?

行列を追いかけていくと、柱の隅の小さな隙間から入ってきているようでした。
これだけ小さな体では買ってきた顆粒の薬剤は運べそうもありません。

ここは液体の方だろう、と薬を掛けてみました。
薬が付いたアリが巣に戻れば巣全体に薬剤が周り、これでアリも全滅!
と思ったら何とこのアリ達、薬剤に溺れて逃げ出せず、その場で死んでしまいました。
聞いた話ではアリの群れには三群あり、一つは何匹かの女王アリ、そして巣の中で仕事をするアリ、さらに外に出かけて餌を集めてくる働きアリなのだそうです。
そうなると、死んでしまったのは働きアリで、巣の中のアリ達はまだピンピンしている事になります。
これでは巣全体の撲滅は出来そうにありません。

最終兵器「アリメツ」



この小さなアリを巣から撲滅する為には別の薬が必要なようです。ネットで調べてみると「アリメツ」という薬が絶大な効果を持つらしく、評判はなかなかの高評価でした。
早速 amazon で注文しましたが、薬をセットする容器付きで 839円。
これであの厄介アリが消えてくれれば安いものです。家の中のアリはネット注文した薬が届くまでの一時休戦として、それまでの間は家の外にある、蟻の巣退治を始めました。


アリを見つけると何処かに行列が出来ていないか探し、行列を見つけたらスタート地点まで追いかけて行けば巣は容易に見つかります。植木鉢の下などで2つほど見つけましたが、気味が悪いほどの物凄い数です。
ここに顆粒粉末の薬剤を掛け、行列には液体の方を振りかけておいたら、翌日には消えていました。

死んだアリはいったい何処へ消えた?
不思議なのはあれだけ沢山死んでいたアリの姿が一匹も居なくなってしまうことです。一体、何処に行ってしまったのでしょう?
辛くも生き残ったアリたちが何処かへ運んだのでしょうか?とりあえずは目標達成か?卵の事を考えるとまだ暫くは観察が必要と思いますが、まず第一弾は成功したようです。
このまま絶えてしまうとは考え難いのですが、こうした事を繰り返しているうちに家の中から完全に消すことは出来そうに思います。


結局、最終的には家の周りで6個の巣を見つけ、液体と粉の二本立ての処置をして、こちらは完全に消えたようでした。
しかし、あれだけのアリの巣の卵までは駆除できては居ないと思われます。アリの卵の孵化までには2週間ほど掛かるようなので、暫くは要観察となります。
そんなこんなしているうちにamazon へ注文していた「アリメツ」が届きました。

イエヒメアリの完全撃滅を目指す!

ここからはあの家の中に出没する小さなイエヒメアリの完全撲滅を目指して再トライです。
先日と同じ所に甘いものをおいてもアリは出てこないので、場所を変えたほうが良さそうです。
アリは何か危険を感じるとフェロモンを出して仲間に伝えるのだと言います。前回薬で往生したアリたちが今際の際に、仲間のアリたちに危険を伝える何かのメッセージを残したのかもしれません。

前回は1階でしたが、2階でも出没するようなので、今回はこちらに置いてみました。セットしてみたところ、即アリが出てきました。行列も出来ていたのでこれを追いかけたら今回も柱の小さな隙間に消えています。その柱も前回と同じ柱でした。
どうやら巣はこの柱の近くにあるようですが確認することは不可能。

イエヒメアリは壁の中や、断熱材の中などにも巣を作るというので、そんなところに大きな巣が出来てしまったら一大事です。
やはり大きな群れにならないうちの対処が大事なことのようです。
この「アリメツ」は効果抜群で、翌日からは家の中ではアリ一匹見ることが無くなりました。


とりあえずは目標達成か?

卵の事を考えるとまだ暫くは観察が必要と思いますが、取りあえずはまず第一弾は成功したようです。
このまま絶えてしまうと考え難いのですが、こうして繰り返しているうちに家の中から完全に消すことは出来そうに思います。



2020/07/31

新しいBlogger

IFの変わった新しいBlogger


8月中にはGoogle のブログサービスである、Blogger のインターフェースが新しいものに変わるようでBlogger の管理画面に入るとそのようなアナウンスが表示されています。一度試しておくようにと書かれているので、新しいBloggerに入ってみました。
一見あまり変わりも無いようですが、一番気になるのは「テーマ」のカスタマイズ関連でした。
これまではCSSを直接弄らなくても、かなり細かな部分までのカスタマイズが出来ましたが、新しいBloggerでは本当に簡単なカスタマイズしか出来ないようでした。

これってどうなの?改悪?
それにCSSを追加して自分の好みに合わせようとしても、これまでにはあった「CSSを追加」が見つかりません。それどころか上級者向けの設定画面さえ無いようでした。

別にこれまでにカスタマイズはほぼ完了しているので、それ程の変更も無いと思いますが、それでもCSSを変更修正する度に「HTMLを編集」からページ全体のhtmlを開いて、目的のCSSの記述を見つけなければならないのはかなり面倒な事です。

自分の環境では超不安定

他にも、モバイルではMobile 画面を表示する、にして、レイアウト選択はカスタムにしても、それが反映されず、何をどう変えてもPC画面のモバイル版にはなってくれなくなってしまいました
苦労の末、元にもどったものの、またCSSを何処かを弄くると、モバイル画面がおかしくなってしまいます。
PC画面では何をどうしてもこちらの意図したとおりの変更が出来ているのにモバイル版だけが駄目。
Blogger の新しいインターフェースへの移行期で不安定になっているのか?
それにしても、もう少し簡単にCSSを追加・変更できるようにならないと面倒くさいだけのBlogger になってしまいます。

結局元に戻して時期を待ちます

最終的には元の古いインターフェースに戻して、改めてバックアップしてあったCSSをコピーし、「CSSを追加」画面でペーストして元にもどれました。
自分の場合だけなのか、今は移行期でこんなものなのか?
自分の場合はまだ暫く変更無しでこのままでいた方が無難なようです。そのうちに何とかなって来るでしょう。


2020/07/11

梅雨もウンザリの毎日


毎日毎日が雨がよくも降る

今年の梅雨はほんとによく降ります。コロナ騒ぎに続いての雨続きで、いささか気分も滅入ってきます。

Macbook Pro がまた修理!

3度目の Apple Care行きとなってしまいました。

いろんな物が不調の中で、いつも使っているMacbook Proがトップカバーを押さえると嫌な音がしました。裏蓋をよく見てみたら裏蓋固定のネジが一本外れていて、他のネジも何本か緩んでいるような様子。その為に抑えるとペコペコと音が出ていたようです。

早速アップルのサポートに連絡し修理の依頼をしました。アップルケアーに入っていてまだ残りが一年近くあるのでこちらで何とかなりそうですが、開けてみたいことには確定は出来ないようでした。Thunderbolt のコネクタも充電中に接続の具合が緩くて簡単に抜けてしまいます。

どうせ修理に出すのなら、と思いこちらも頼んでおきました。
月曜に送って今日は土曜。未だに修理完了して発送したとの連絡がありません。このコネクタの修理で部品待ち?

梅雨の中の家庭菜園

今年の野菜つくりはスタートから不調。と言うのも定植して10日程経った頃から全ての野菜の葉がが黄化し、緑が抜けてしまいました。チッソ不ウンザリ足とか、病気で、といった感じではなく、突然葉緑素が無くなったように緑色が消えてしまったのです。

原因ははっきりしませんが、どうやら定食直後に散布した殺菌剤の「ダコニール」が原因だったようです。一部の野菜というのなら別の理由も考えられますが、全てとなるとそれ以外には原因となるものは無さそうでした。

そのうちに色が戻ってきましたが、やはり先端の芽の部分が遣られてしまったようなので、大きくなってきません。結局全ての野菜苗を買い替え、今年2回めの植え付けになりました。
今年の野菜はいつもになくコスト高になりそうです。まぁ、そうは云っても毎度の事ながら野菜は自分で作るよりスーパーで買うのが一番のコスト安なのですが......

ベト病の進んだものは抜いてしまいました。
その後は順調に来て、梅雨入りしてからも病気も旨く抑えていたようで、問題なく梅雨も乗り切れるかな?なんて思っていたら例年に無いほどの雨が降り、太陽が見えることもあまりなく、そんな中では野菜達も生き抜くのは難しそうです。

そこそこの収穫量なのですが。

当初はあまり出ていなかったキュウリのベト病も進んできて、酷いものは抜いてしまったほうが良さそうです。

水捌けを良くしたほうが良いかと思い、まわりを掘ってみました。

そうかと思えば、ナスが成ったまま腐って、カビの菌糸で白くなっているのが見つかりました。友人にくれてやったナスも少し経ったら腐ってしまったようです。
どうやら「褐色腐敗病」とかいう病気のようで、この病気は葉には全く症状が出ず、実のほうが腐る病気のようです。収穫時には何でもなくてもその後に腐ることもあるようでした。
感染しているのは1本だけのようなので、取りあえずはボルドー剤を買ってきて散布しましたが、この雨続きの中で収まってくれるのかどうか?

早くもハクビシン

これで防ぎきれるのかどうか?敵も手強い。

まだ色づいていないミニトマトが何者かに遣られていた。ハクビシンではないかと思うけど、カラスかも?
以前もハクビシンに遣られた事がありましたが青い未熟の物は食べられませんでした。今年のハクビシンは腹を空かしているのでしょうか?

今年のような梅雨の下で野菜づくりは大変です。自分は趣味道楽の野菜づくりですから、旨く出来なくても生活がどうこう、というようなものではありませんが、営農として植物を育てている農業生産者は大変な時期なのでしょう。
梅雨さえ明ければ、と思いますが、そこまで持ちこたえていてくれるのか......
暫くは病気との戦が続きそうです。でもこの戦、勝者となるのは結構難しいのかも.....

2020/05/22

Linux VAIOをサーバーにしてしまおう!

Linux VAIO 運用2ヶ月経過

パネルに登録されたアプリも少し増えました。

3月に頂き物のVAIOをWindows7からLinux Mint に変え、CPUをPentiumからi5に換装、そしてハードディスクもSSDに変えて、ストレス無く仕える状態になったLinux VAIOでした。

しかし、自分のメインはMacbook Proなのでどうしても使う機会が少なく折角のLinux機も宝の持ち腐れ状態でした。
それまでWindows7でも使っていたソフトは地図ソフトの「カシミール3D」が主たるもので、その他はやはりMacbook Proになってしまっていました。
Linuxへの移行に関しては以前にこのブログの記事でも紹介していますから、詳細については省きます。
折角スピードアップしたLinux VAIOがあるのだから何か有効な利用法を考えてやらないと勿体ないです。
早い話、Macbook Proで出来ない事、やり難い事をこのLinux VAIOで実現出来ればいい訳です。

VAIOをサーバーにしてしまおう!

我が家の家庭内LANの下には現在、パソコンが5台、プリンタが2台、iPhone5台、iPad2台がぶら下がっています。

やたらと台数が多いのは、隣りに家を構えた息子もWiFiルーターの拡張機能を使って我が家の屋根裏から飛ばしていて、結局2軒分の機器がLANにぶら下がった状態になっている為です。

2年前まではこのLANにはどのパソコンからでも繋がるNAS対応のディスクも繋がっていて、これは随分重宝していたのですが10年以上も使って来て、寿命を迎えました。
それ以来お互いの共有フォルダ内でしか繋がる事が出来ず不便な思いをしてきました。しかし、そうかと言って、新しいNASを買おうと思っても普通の外付けハードディスクに較べると高価と言う事もありこれまで我慢してきました。

こうした状況の中で、あまり有効利用されていないLinux機があります。聞く所によるとLinuxはサーバーに利用される事が圧倒的に多いようです。
そう言えば、Linuxを使い始めた時、何もしないのに他のパソコンの共有フォルダに繋がった事に驚きました
こんなに簡単に繋がるのなら、サーバーとして運用するにもさぞかし簡単に出来てしまうのだろうと簡単に考えていました。
ところが、Linuxからは他の共有フォルダが見えるのに、逆に他のパソコン(全部Mac)からはLinux が見えませんでした。
なんで?

samba導入

いろいろと調べてみると、Linux で共有を有効にする為には「samba」というソフトを入れないと駄目なようです。しかし、その後の導入方法を調べてみると、どこでもかなり厄介な事が書かれていて、その設定もコマンドの打ち込みでやらなければならない場面が多いようです。
Linuxという今年の春始めて導入したOSの元で、smbとかいう通信プロトコルを使ったサーバーを起ち上げようと言うのですから、70歳に迫ろうという今の自分にとってはかなりハードルの高い作業になりそうです。

samba のインストールまではそれ程大変な事でも無かったのですが、ここからが分からない事だらけで、その度にネットで調べながらの作業です。

Macのように共有をオンにすれば自動的に共有されるフォルダというものもLinux では用意されていないようで、ファイルマネージャー(何て言うのか?)を使ってまずはHOME の中に共有したいフォルダを作り、作ったフォルダのプロパティを変更して共有フォルダにしようと思っても、何やら英文の警告が出て変更が出来ません。どうやら「権限がないのでこの処理は出来ない」といった意味のようです。

度々出てくるエラー警告
そうなると「端末」からコマンドでやらなくてはならないのか?
これもネットで調べてみたところ、Linuxのファイルマネージャーは「nemo」と言う名前のソフトウェアのようで、端末からルート権限でnemo を起動すれば先ほど管理者権限では出来なかった共有の設定もできるようです。
早速
xxxxxx:~$ sudo nemo

で起動すると、いつもとは少し違う雰囲気のファイルマネージャーが起動しました。

左はルート権限で起動したファイルマネージャ。赤い帯が付き、「権限昇格」と表示されている。右は通常起動の時。
共有用に作ったフォルダを共有設定してみたら、今度は旨く行きました。
ここまでやった所で、Macで「サーバーに接続」からプラウズしてみたら、ようやくLinuxが出てきました。これにゲストで接続したらそのまま繋がってしまいました。
しかし、ここは登録ユーザーでなければ繋がらないようにしたいところです。
これはどうすれば実現出来るのか?

登録ユーザー以外は接続出来ないようにする

またまたネットで情報集めです。
情報を探し回っているうちに、自分のレベルでも何とか理解出来そうな説明を見つけました。
どうやら "smb.conf "という名の samba の設定ファイルがあるらしく、それを書き換える必要が有るようです。

このファイルをようやく見つけ出し、まずはこれをコピーしてこれを書き換えようと思ったら、またもやあの警告が出て叱られてしまいました。コピーもルート権限が無いと出来ないようです。
そこでまたまたルート権限でnemoを起動し、この設定ファイルをコピー、そしてエディターでこれを書き換えようとしたところ、説明にあったのとは、記載されている内容が少し違います。
ウウウウ、どうしよう?
仕方ないので、同じような部分だけを真似して書き換え、最後に登録ユーザーでなければ接続出来ない設定を書き加えておきました。
保存したこのコピー版の設定ファイルを元のファイルと入れ替えるには再びルート権限でnemo を起動し、ようやく設定ファイルの書き換えが完了しました。

ゲストではアクセス出来なくなった! 大成功

取りあえず、ここまで来た所で再起動。
MacからLinux に繋げようとしてもゲストでは接続出来ません。おおー、成功!!
ユーザー名を入れ、パスワードを入れるとこれでLinuixの中に入る事が出来ました。
当初考えていた事はこれで何とか実現出来ましたが、サーバーとして運用するのなら外付けハードディスクに共有設定をしてこれをサーバーとして使いたいところです。

外付けハードディスクをサーバーディスクとして設定

元々VAIOの内蔵ハードディスクだったディスクを現在は外付けハードディスクとして使っているので、それをサーバーのディスクとして使う事にしました。少しだけ不良セクタも出ていますが、ハードディスク診断ソフトによれば、不良セクタはあるものの、まだ大丈夫のようです。
一旦フォーマットし直して新規に空のハードディスクにしました。Linux導入後、何台かのハードディスクをフォーマットしましたが、いつも迷うのがフォーカットのファイルシステム。所謂フォーマット形式です。自分の環境を考えると、Mac  Windows Linux と3つのOSで共通して使えるファイルタイプを選ぶ必要が有ります。今回は無難な所で"FAT32"形式にしておきましたが、今度ハードディスクを換えた時には別のファイルシステムを考えた方が良さそうです。

しかし、Macならばフォーマットすればそのまま仕えるようになるハードディスクですが、Linuxではそのままではマウントされませんでした。
Linuxの場合はフォーマット後に「マウント」という作業が必要になるようです。
この辺りの処理はどうやったのか、あまり覚えていないのですが、ディスクソフトでマウントの設定をしたような記憶が......。これもネットの情報探しに奔走し、やっと出来たものの、何をどうしたのか?

.....余り記憶に残っていないのです。

何とか認識されるようになった外付け500GBハードディスクも共有設定し、Mac側から見てみると、先に作ったHOMEの中の共有フォルダともう一つ、外付けのハードディスクも接続先として選択できるようになっていました。

これでLinuxVAIOサーバー化計画もほぼ完了です。
NASディスクの方が消費電力も少ないのでしょうが、ディスプレイは早い時間で消える設定だし、本体はSSDになっているのだから、そんなに大きな消費電力にもならないでしょう。
それに外付けハードディスクもアクセスの無い場合には回転を止めるようですから、こちらもそれほど電力消費は無いものと思います。
それに、使われているパソコンなら兎も角も、あまり活躍の機会の無いLinuxVAIOに何もお金を掛けずに活躍の場を与えてやる事が出来るのですから、今の状況では一番の選択肢と思えます。
流石にそれぞれのパソコンの共有フォルダに繋げてファイルのやり取りを行うよりより、サーバーに接続した方が遙かに便利です。

File Explorer

ここまで来ると、何とかiPhoneをLANに繋げ、このサーバーを利用する事は出来ないものかと思い、探してみると「File Explorer」というアプリがあるようです。
値段も610円と言う事なので、早速iPhoneに入れてみました。

FileExplorer 凄い!!!



このアプリ、610円だというのに、凄い機能を持っていました。
接続出来るのはLAN だけではなく、iCloud Googleドライブ Dropbox Microsoft One Drive それに家庭内LAN にぶら下がっている MacやLinux などオールマイティです。登録すればWebサーバーにも接続出来るようなので、自分のレンタルしているサーバーも登録しようかと思いましたが、これは止めました。
iPhoneでこれらのCloudサービス上にあるファイルやLAN上にぶら下がっているパソコンのファイルなど、自由に削除、コピーが出来てしまうのですから驚きです。

ベッドの上で寝転がったまま、ハードディスクの整理や、クラウド上のファイルの整理も出来てしまうのだからそれはもう、超便利!

FileExplorer の中のローカルフォルダにもファイルを持てるので、ここに音楽ファイルを入れておけばiPhoneのMusicアプリの代わりにもなります。
そこで、Macbook Proの外付けディスクに入っている4000曲近い、iTunes の楽曲ファイルをサーバーのディスクにコピーし、この曲をLinux の音楽アプリ「Rhythmbox」に登録しました。

Rhythmbox で 脱 iTunes 実現

FileExplorerは音楽の連続再生機能も持っていますから、 FileExplorerの中にMusicフォルダを作り、その中にプレイリスト毎のフォルダを作っておけば、このフォルダに、FileExplorer のファイル操作で音楽ファイルをコピーして後は聞くだけ。

この方法ならばMacbook ProとiPhoneをケーブルで接続してiTunesで同期するなんて面倒な事は必要無くなります。
聞き飽きた曲はFile Explorerのフォルダから削除するだけだし、逆に聴きたい曲は500GBのハードディスクからFile Explorerのローカルフォルダにコピーすればそれで聞く事が出来るようになります。
これがLANのWiFiの中にいる限り、何処でも出来てしまうのだから便利なものです。
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音楽だけで無く、動画も静止画も表示できるので、これまで幾つかのアプリでやって来た事がこれ1本で全部出来てしまうようになりました。
この他にもpdfファイルやOfficeファイル等も表示できます。
おかげで、幾つかのアプリは必要無くなりこれらは削除しても良さそうです。
このFE FileExplorer はこれ以外にも探せばまだまだ便利な使い方がありそうです。
今回起ち上げたLinuxVAIOのサーバーもこのFile Explorer が無かったらその使い道も半減していたのかもしれません。LinuxサーバーとFile Explorerのコラボで超便利な環境が出来たようなものです。
それにしてもこのFile Explorerが610円ですから、驚きです。


一つ書き忘れました

使い出した当初から、フォトライブラリというフォルダがあり、この中には写真が一杯入っていました。どうやら、写真アプリの中にある写真を表示しているようです。スライドショー等も出来るようで、この時にMusicにある音楽の中から選んだBGMも付けられるようです。



2020/05/04

Excelで測量結果の面積計算と地形を表示する

30年前の測量のメモが出てきた

ノートに書かれていたメモ

これを綺麗に書いてみるとこんな土地でした。

古いノートが出てきてこの中に、もう30年程前に行ったコンパス測量の時の測量メモが書かれていました。
土地の角ごとにポールを立てて、コンパスで覗いて方位角、仰迎角、距離を書きとどめた簡単なものでしたが、コロナ騒ぎの中、何処にも出掛けられなく出来る事も無いので、このデータを元にExcelで面積を出してみようと始めてみました。
この測量を行ったのはもう30年以上も前の事。