2020/09/19

解決!モバイルに反映されないCSSの問題

ナント、テーマのxmlファイルをアップロードする事で全てが解決! 

今朝から奮闘してきた件名の件がようやく解決しました。
オンラインでテーマのhtmlで追加したCSSはPC画面では反映されるのですが、モバイル画面では何をどうしても変化してくれないという訳の分からない障害でしたが、これがようやく解決です。

テーマを弄る時にバックアップはとっておきましたが、ダウンロードされたxmlファイルの中のCSSをパソコンのエディタで書き換えてまずは保存します。

ここからバックアップファイルをリストア。

そして「テーマ」→「カスタマイズ」→「元にもどす」でこのファイルを選択してアップロードしてやると、ナント、何事もなかったようにモバイルにもCSSが反映されていました。

ただ、これはそれまでにも何回かやってみた事で、これまでは駄目だったのですが、突然この方法で旨くいったので訳が分かりません.....。(もしかしたらバックアップのファイル名を変えたような記憶も......)

もしかして、これって常識? これが仕様?

考えてみれば、オンラインで書き換えない限り、パソコン上にあるxmlファイルは常に最新と言う事になりますから、単純にこれを書き換えてアップすればいいと言うことで、特別面倒なものでも無さそうです。

しかし、それならば、カスタマイズからのあのhtml編集には何の意味があるんだろうか?

以前からのhtmlファイルのバックアップをそのままリストアしても駄目だったものが、ファイル名を変更した事により何かの辻褄が合った?そう考えるしか無さそうです。それにそれ以後はオンラインでも問題は起きていないのですから、解決したものの気持ちの悪い話です。

何はともあれ、手立てが見つかっただけでもヨカッタヨカッタ



話は全く変わりますが、見出しにgoogleフォトの画像を背景画像にしてみようと始めたところ、これが予想に反して意外に簡単に出来てしまいました。見出しのバリエーションが増えました。


blogger モバイルにCSSが効かない

何ともおかしな挙動をする新しいblogger

blogger の表示がパソコン表示なら問題ないのですが、モバイルではCSSが全く反映されていません。以前のbloggerでは何も問題は無かったのですが、新しいblogger になって、初めてhtmlの中のCSSを弄った途端の症状です。

勿論、モバイルの表示設定では「カスタム」を選択しているのですが、全く駄目な状態です。

ヘルプに何か書かれていないか?と探してみましたが、こちらは未だに以前のblogger でのヘルプで全く役に立ちません。だいたい、大きな変更をするのなら、その前にヘルプ情報くらいしっかり新しいものに書き換えてから初めて欲しいものです。

その後、テーマのhtml の中で .mobile を付けてモバイル用のCSSで何とかしようと思ってやってみても全く反映されない状態です。

症状をよく見てみると

■テーマのhtml内に書かれているCSSはPC表示では問題なくこれまでと同じように反映されているが、モバイル表示では全く反映されていない。
■記事の中に書かれたstyleの指定はMobileでも反映される。

こうした状況を踏まえてこれからの記事はどうすればいいのか?
答えは冗談になりそうな嘘みたいな話だけど、記事の中で全てstyleを指定していく。PC でもモバイルでも同じように、指定したスタイルを反映する方法は今の所はこの一つしか無さそうです。でも、いちいちそんな事していられないし、そんな事していたら、投稿記事全体の統一感を保つのも難しそうです。

bloggerさん、どうなっているんじゃい!
でも、何故か解決しちゃいました。

解決!モバイルに反映されないCSSの問題

bloggerのCSSがモバイルに反映されない問題が何となく解決したようです。でも原因が分からないので気持ち悪いです。


2020/09/18

EOS 5D MarkⅢの動画撮影で外部マイク Video Micro

今の時代、動画も一眼デジタル


最近EOS 5D MarkⅢで動画を撮り始めたらこれが結構楽しいです。何事も最初の覚える頃が一番夢中になれて楽しい時なのかもしれません。


これまではビデオ撮影にはあまり興味もなく、ビデオカメラは以前グライダーの訓練をしていた時、コックピットに固定して自分のフライトを撮影するために買ったキャノンの小さなビデオカメラ一台だけでした。

そのうちにテープで撮影する時代でもなくなり、その後はコンデジの動画撮影機能で、たまーーに、撮る程度でした。

そんなわけで、EOS 5D MarkⅢは本来の目的である静止画専用機になっていました。

ところが、最近YouTubeなどで動画の撮影How-to物を見ると、殆どがデジタル一眼を使っての動画撮影です。
もっとも、デジタル一眼と言っても今その殆どはミラーレス機です。しかし自分のEOSでも撮れないことはないでしょう。

MarkⅢの前のMark2はその動画機能で、世界の動画撮影に革命を起こした程のカメラだったのですから、その遺伝子を引き継いだMark3なら今でもそこそこの動画は撮れるはずです。

しかし、取説を見て動画撮影の設定を始めようにも、Mark3の前に使っていたEOS 5D に比べるとカメラの持つ機能が凄く、そのために取説の厚さも半端ではありません。最終ページは優に400ページを越えています。
この取説で動画撮影について調べてみても、どうも良くわかりません。


EOS 5D MarkⅢでのテスト撮影

EOS 簡略設定画面

そこで、ネットで調べた情報なども参考にして、自分の動画撮影設定は以下のようにしました。

・動画のサイズは720Pと言われる 1280px x 720px
・フレームレートは秒間60枚の60fps
・圧縮は動画編集向きのALL-I。
・シャッタースピードはフレームレートの倍が鉄則と言うので1/120sec になりますがこのスピードは無いので1/125sec。
・絞りは撮影の状況により変えますが、基本的にはf8。
・全体の絞りはisoをAuto にしておけば良いのか?
これまでに何回かオートでの動画撮影経験はありますが、何も分からずに撮ったので、撮影された動画を見ても、これが良いのか、悪いのか?比べるものもなく、こんなものなのだろうと思っていました。

取り敢えずは今回は以上のような設定で撮ってみました。


結果は?


んーーー、またまた、これで良いのか、それとも悪いのか?設定を変えればもっと綺麗に撮れるのか?

試しにYouTubeにアップして、他の皆さんの動画と比べてみたところ、ん、良いんじゃない?
以前撮ったコンデジの動画や、一緒に寺詣りに行く友人がビデオカメラで撮ったものに比べてもかなり高品質な動画に見えます。

ただ、植木の葉などの、特に細かいものが連続するような場面では輪郭が甘くなっているように見えます。以前、デジタルカメラはこうした細かな物の連続は苦手、といった話を聞いたことがあり、これもそのような理由による輪郭線の甘さだったのかもしれません。

試しにフルハイビジョンの1080P(1920x1080)でも撮ってみました。

本当なら綺麗に写るはずなのです。しかし選択できるフレームレートが30fpsだけということで、これ以上には上げられず、少しでもカメラの移動が早いと画面が流れてしまいます。

小さな画面ならまだ良いとしてもこれを大画面で見ていると酔ってしまいそうです。1080Pでも60fpsで撮影できれば720Pの映像を遥かに凌ぐ動画になるはずです。でも、やはりそこは8年前のカメラです。

カメラの動きに注意すれば問題ないレベルになると思います。でも編集時のパソコンへの負荷がかなり大きくなる事を考えると今暫くは720Pでいった方が良さそうです。


気になる風の音

しかし、撮影した動画をFinal Cut Proで見た時に気になったのが動画と一緒に記録されている風音でした。少しの風でもゴーー、という風切り音が入っています。どうやらカメラ内臓のマイクを使っての高音質録音は難しそうです。

外部マイクを購入

そこでEOSで使える外部マイクを探して見ました。各社からいろいろなマイクが出ていて、その中でも口コミ評価が高かったのがRODE MICROPHONESの「Video Micro」というモノラルの小型マイクでした。
コンデンサーマイクでも電源となるものは必要ないようですから、カメラに取り付けて外部マイク端子に接続すればそれでOK。購入した方の評価もそこそこ高く、これなら良いだろう、と即注文しました。


MacbookProでも使える?

説明を読むと当然ながら、パソコンでも使えるようです。
実は先日もFinal Cut Proで動画編集の時にアフレコで音声を載せたところ、この暑い季節では少しでも負荷が掛かるとファンが回りだします。外部マイクは無いのでMacbookProの内蔵マイクを使っていた為、このファンの音がかなりの音量レベルで入ってしまい、この処理に一苦労したばかりでした。

このRODEのマイクがMacbookProで使えるのなら、内蔵マイクとは違い使い勝手も良くなりそうです。

え、極数変換? 何それ?

しかし、もう少し調べてみると、どうやらマイク端子には4極と3極の2タイプがあり、Appleのパソコンの場合は4極で無いと使えないことが分かりました。このVideo Micro をMacbookProで使うには3極ー4極の変換アダプタが必要なようです。

しかし、まてよ、3極だろうが4極だろうが、MacbookProには音声入力端子は無いではないか!
それなら4極に変換したところで3mmプラグの状態ではMacbookProには繋がりません。

結局USBに変換で解決!

ここでもう少し調べてみました。
そこで見つけたのは3極3mmプラグからUSBに変換する変換アダプタでした。これならMacbookProでも繋げることが出来そうです。しかし、USBコネクタはタイプAなので、MacbookProに繋ぐにはこれをタイプCに変換しなければなりません。これは手持ちにType A→Type Cの変換アダプタがあるのでこれが使えそうです。


MacbookProで Video Micro マイクテスト

という事で、カメラでのテストの前にパソコンでのテストが先になり、早速Final Cut Pro でアフレコのテストをしてみました。
マイクとの距離は50cm程で録音してみたところ、感度自体はかなり良いらしく冷却ファンの音も拾ってしまっています。
このマイクは指向性タイプのマイクなので、マイクの後ろ側では正面の50%くらいの集音率になるようです。そこで、マイクのセット位置を変えて、マイクがパソコンの前になるようにセットしてみました。
これならマイクの後ろにパソコンがあるため、ファンの音はそれほど気にならないレベルになりました。

この程度のホワイトノイズはしかたないの?

でも音量を上げてみると、ファンの音とは別に全体にホワイトノイズが入っています。どうも、電池式では無いのでよけいにホワイトノイズは出やすいらしいのです。でもこのレベルならFinul Cut Proのオーディオエフェクトでほぼ完璧に消す事が出来るレベルのノイズです。

やはり、この価格帯(8,580円)のマイクではこれくらい限度なのでしょうか。
試しにマイクを繋がずにアフレコやってみましたが、これでもホワイトノイズは少し入っていましたから、マイクのノイズと言うばかりではなく、パソコン内部でのノイズと考える事も出来そうです。
まぁ、フィルターで消せるレベルなのでこれはこれで良しとします。


EOSでのマイクテストは結局次回に!

結局EOS 5D Mark3にマイクを繋げての結果は次回になってしまいました。なかなか動画撮影をする被写体が無いのです。
景色ばかりでは音声は必要ないですからねぇー。

2020/09/17

とうとう「以前のbloggerに戻す」が消えた!

新しいbloggerへの完全移行で以前のbloggerに戻れなくなってしまった! 

これまでも新しいbloggerに移ったり、また以前のbloggrに戻ったり、とあっちへ行ったりこっちへ来たりを繰り返して来ましたが、とうとう、新しいblogger に固定されてしまったようです。

自分ではこれまでのインターフェースの方が使い勝手は良かったのですが、戻れないと言う以上、新しいインターフェースに慣れるしかありません。一番の問題は「上級者向け」のカスタマイズメニューが消えてしまった事で、これによりCSSの追加も簡単には出来なくなってしまいました。


カスタマイズの詳細設定といってもこの程度


たったこれだけ!

新しく変わったbloggerではCSSを追加するにはテーマのHTMLに直接書き加えるしか方法は無いようです。

このテーマのhtmlに直接書き込むというのはチョット怖いものがあります。おかしな所を変更したりしたらメチャクチャになってしまう危険を孕んでいるので、htmlを触る時にはまずバックアップを摸ってから、が原則でしょうね。

テーマのカスタマイズから「HTMLを編集」を選択するとテーマの編集画面が出ますが、自分の場合は、これまでのbloggrertの時に追加してきたCSSはこのhtmlの550行辺りから記述されていました

これまではCSSの追加画面ではリアルタイムで変化するプレビュー画面を見ながら細かな調節が出来ましたが、新しいBloggerではこれが出来ず、書き換えては保存し結果を見る、といった事を繰り返していくしか無さそうです。

この先、以前のようなもう少し簡単にCSSを書き加えられるようなインターフェースに変わっていってくれれば良いのですが、今のままでは何とも使いにくいbloggerになってしまったと思うしかありません。

実際には自分のこのブログも大凡のカスタマイズは済んでいるので、これから先CSSを弄る事は今までのようには無いのかもしれません。

自分がこれまでbloggerを使ってきたのも、CMが入らない事とカスタマイズ出来る範囲が広いという事が大きな理由でした。wordpressに比べると遥かに少ない情報の中で少しづつカスタマイズしてきましたが、その作業が結構楽しいものだったのです。

今回の変更でそうした楽しみも減ってしまったように感じますが、現在のテーマのテンプレートには変更する必要は無いという自信の表れなのでしょうか。

しかし、以前のような詳細設定を加えてほしいです!


2020/09/03

NXWineが配布中止 Macにカシミール3D がインストール出来ない!


NXwine が配布されていない!

MacでWineを使ってWindowsソフトを動かす事を可能にするNXWineが配布を止めたようです。
似たようなソフトであったEasyWineも現在では配布されていないようです。

Wineを手軽に利用できるようにしてくれるこの2つのソフトが配布されなくなったという事により、自分のようなWineの知識の無い者にとってはMacでWindowsソフトを使う手段が一つ消えてしまった事になり、非常に残念な状況です。

ハードディスクからカシミール3Dが消えてしまった!

Linuxで動いているカシミール3D

これまでMacで、NXwineを利用してカシミール3Dを使って来ましたが、先日、このMacBook Pro が起動しなくなりmacOS Mojaveを再インストールする羽目になってしまいました。

Time Machineでバックアップは取ってあったので、問題なく元の状態に戻る筈でした。
ところが、このバックアップからのリストアでも起動できず、結局Appleへ修理に出す事になりました。

完璧を期しアプリも手作業で新規インストール

Appleから戻ってきたMacBookへ、もしかしたら壊れているのかもしれない TimeMachineのバックアップファイルをリストアする気にもなれず、今回は堅実に一つ一つのアプリを手作業でインストールする事にしました。

こうした作業は結構苦痛です。結局この作業に20時間ほど没頭し、ようやくほぼ元の状態に戻すことが出来ました。

しかし、こうなると困るのはAppleのAppストア以外からダウンロードしてインストールしたアプリです。

NXWine が配布されていればこれをダウンロードしてそこからカシミールのインストールまでは一気に行けるのですが、現状でNxwine が配布されていないのなら、ここは潔く諦めるしか無さそうです。

もっとも、カシミール3Dは、サポートの終了した頂き物のWindows機(VAIO)をLinuxマシンに変身させ、このLinux機に、Macと同じようにWineを使ってインストール出来ています。

と、言うわけで、以前とは状況が変わり、Linux VAIOの登場により、MacBook Proからカシミールが消えても特別困る状況ではなくなっています。

長ーーい付き合いだったけど Good bye Wine !!

それに、カシミール3D以外には、特別Macで動かしたいと思うようなソフトもありませんから、踏ん切りをつけるには丁度いい機会になったのかもしれません。

一番良いのは、Mac版のカシミール3Dが開発される事なのですが......



2020年アリ撲滅作戦は9割方成功か?

作戦開始1週間でほぼ居なくなった イエヒメアリ




最終兵器「アリメツ」を仕掛けてから約1週間。家の中に中でアリを見ることは殆ど無くなりました。
途中でアリメツには見向きもしなくなりましたが、アリの一番の好物は「ツナ」との情報を得て、ツナ缶の中身を少ーしだけ置いたところ、直ぐに寄ってました。
これに一滴だけアリメツを垂らしておきましたが、これが効果あったようです。
それ以後は、たまーーに、キッチンでイエヒメアリを一、二匹見かける程度で済んでいます。

これは効果があったようです。

イエヒメアリはジプシー生活

しかし、このイエヒメアリは固定した巣を作る訳ではなく、コロニーがその都度移動していく、いわばジプシー生活みたいなものなのだそうです。

こうした習性から考えると、完全駆除できたと考え難く、アリ達は危機感を感じてコロニーを移動したということなのかもしれません


本物のありはこんなにかわいい顔してません。


群れが大きくならないうちの早めの対応が重要

また、そのうちに出てくるのでしょうが、その都度なんらかの手を打たなければ、この先増える一方だったのかもしれません。
今回のように、余り大きな群れにならないうちに早めの対応をしていく事を繰り返すしか無さそうです。
しかし、駆除のまず一番は、餌になるようなものを置かない、と言うことに尽きるようです。





2020/08/15

2020年夏 アリ撃滅作戦!

今年も出てきた イエヒメアリ

毎年夏になると家の中に出没する小さなアリを今年も見かけるようになりました。
殆どのアリは家の中には入ってきませんが、こいつだけは別。自分の目ではよーーく見ないと見えないほどに小さいので、チクッっと噛まれるまでは気がつきません。
体は小さい割に噛まれると結構チクッと来ます。これはアリの持つ蟻酸による痛みのようです。
調べてみたところ、家の中に入ってくるのはイエヒメアリというアリのようで、駆除には結構苦労する種類のようです。
今年こそこいつの撲滅させようと、アリとの戦いが始まりました。

敵を知る!

敵を知り己を知らば百戦危うからず、という昔からの教え通り、まずは敵の情報集めです。
イエヒメアリは体長2~2.5㎜程度の大きさで、全体的に淡い黄色で、腹部薄黒いです。元々アフリカ原産で、暖かい場所を好みます。現在は海を越えて広がり、日本では北海道を除く各地に分布しています。
熱帯が原産であるため、寒さに弱く、冬場などは暖房設備のあるホテルやマンション、ビルなどに生息します。コロニーの中には一般的なクロアリと違い、多数の女王アリがいるため、繁殖力が旺盛です。また、固定した巣をつくらず、1つのコロニーが餌を求めて移動を繰り返すのも特徴のひとつです。壁の亀裂や壁と柱の隙間などの狭い場所の奥をたまり場とするため、イエヒメアリを駆除することは困難といえるでしょう。
床と壁の縁のようなやや薄暗いところから台所や食堂に入り、食品に群がります。イエヒメアリは雑食性のため、あらゆる食べ物が餌となります。
<生活110番より>

調べた限りではかなり厄介な敵のようで、事は慎重にすすめる必要がありそうです。

イエヒメアリ撲滅作戦開始

家の中には入ってきますが、行列を作るほどの数でもないので、まず最初は何処から入ってきているのか、その入り口を探すことにして、いつも見つかる所に夏の暑さで溶け出した飴を置いてみました。
ところが、いつもは少しでも菓子屑などが有ればたちまち集まって来るのに、これだけの御馳走があるのに翌日になってもアリの子1匹いません。 どうした事か? まさか感づかれたか?
でも、あんなに小さいアリの頭がそれほど働くはずもありません。

アリの駆除剤

アリが寄ってくるまでの間に、アリ専用の駆除剤を買ってきました。
顆粒の駆除剤と液体の駆除剤
巣のアリ退治シャワー
一つは液体の「巣のアリ退治シャワー」という薬で、この薬のかかったアリが巣に戻ると、周りのアリにも薬剤が付き、巣ごと撲滅出来るというものでしたが、そんなに上手く行くのか?除虫菊の成分と木酢液が主成分のようです。天然成分を使っているので安全との事ですが、こちらとしては安全より、効果があるのかどうかが一番。

アリ撃滅粉タイプ
もう一つは細かな粒状の「アリ撃滅粉タイプ」というもので、直接掛かればアリも死んでしまうようですが、撒いておけば忌避剤としても使えるようです。こちらも安全が売りの駆除剤のようです。

さて、問題の餌にアリは来たのか?
3日目になり見てみると、おーーッ、溶けた飴の周りで、アリたちが円形になって舐めています。
それに、その数もこれまでには見なかった数で、おまけに行列まで出来ています。
何処から入ってきているのか?

行列を追いかけていくと、柱の隅の小さな隙間から入ってきているようでした。
これだけ小さな体では買ってきた顆粒の薬剤は運べそうもありません。

ここは液体の方だろう、と薬を掛けてみました。
薬が付いたアリが巣に戻れば巣全体に薬剤が周り、これでアリも全滅!
と思ったら何とこのアリ達、薬剤に溺れて逃げ出せず、その場で死んでしまいました。
聞いた話ではアリの群れには三群あり、一つは何匹かの女王アリ、そして巣の中で仕事をするアリ、さらに外に出かけて餌を集めてくる働きアリなのだそうです。
そうなると、死んでしまったのは働きアリで、巣の中のアリ達はまだピンピンしている事になります。
これでは巣全体の撲滅は出来そうにありません。

最終兵器「アリメツ」



この小さなアリを巣から撲滅する為には別の薬が必要なようです。ネットで調べてみると「アリメツ」という薬が絶大な効果を持つらしく、評判はなかなかの高評価でした。
早速 amazon で注文しましたが、薬をセットする容器付きで 839円。
これであの厄介アリが消えてくれれば安いものです。家の中のアリはネット注文した薬が届くまでの一時休戦として、それまでの間は家の外にある、蟻の巣退治を始めました。


アリを見つけると何処かに行列が出来ていないか探し、行列を見つけたらスタート地点まで追いかけて行けば巣は容易に見つかります。植木鉢の下などで2つほど見つけましたが、気味が悪いほどの物凄い数です。
ここに顆粒粉末の薬剤を掛け、行列には液体の方を振りかけておいたら、翌日には消えていました。

死んだアリはいったい何処へ消えた?
不思議なのはあれだけ沢山死んでいたアリの姿が一匹も居なくなってしまうことです。一体、何処に行ってしまったのでしょう?
辛くも生き残ったアリたちが何処かへ運んだのでしょうか?とりあえずは目標達成か?卵の事を考えるとまだ暫くは観察が必要と思いますが、まず第一弾は成功したようです。
このまま絶えてしまうとは考え難いのですが、こうした事を繰り返しているうちに家の中から完全に消すことは出来そうに思います。


結局、最終的には家の周りで6個の巣を見つけ、液体と粉の二本立ての処置をして、こちらは完全に消えたようでした。
しかし、あれだけのアリの巣の卵までは駆除できては居ないと思われます。アリの卵の孵化までには2週間ほど掛かるようなので、暫くは要観察となります。
そんなこんなしているうちにamazon へ注文していた「アリメツ」が届きました。

イエヒメアリの完全撃滅を目指す!

ここからはあの家の中に出没する小さなイエヒメアリの完全撲滅を目指して再トライです。
先日と同じ所に甘いものをおいてもアリは出てこないので、場所を変えたほうが良さそうです。
アリは何か危険を感じるとフェロモンを出して仲間に伝えるのだと言います。前回薬で往生したアリたちが今際の際に、仲間のアリたちに危険を伝える何かのメッセージを残したのかもしれません。

前回は1階でしたが、2階でも出没するようなので、今回はこちらに置いてみました。セットしてみたところ、即アリが出てきました。行列も出来ていたのでこれを追いかけたら今回も柱の小さな隙間に消えています。その柱も前回と同じ柱でした。
どうやら巣はこの柱の近くにあるようですが確認することは不可能。

イエヒメアリは壁の中や、断熱材の中などにも巣を作るというので、そんなところに大きな巣が出来てしまったら一大事です。
やはり大きな群れにならないうちの対処が大事なことのようです。
この「アリメツ」は効果抜群で、翌日からは家の中ではアリ一匹見ることが無くなりました。


とりあえずは目標達成か?

卵の事を考えるとまだ暫くは観察が必要と思いますが、取りあえずはまず第一弾は成功したようです。
このまま絶えてしまうと考え難いのですが、こうして繰り返しているうちに家の中から完全に消すことは出来そうに思います。