2020/12/11

インテルi7 MacbookProをBigSurにアップデート


現在使っている2017年MacbookPro13 はCatalona へのアップデートは止めてMojaveで使い続けてきました。
というのも、Catalinaの不具合情報が多く、アップデートする気にはなれなかったのも一つのの理由でしたが、MojaveからCatalinaへの進化の程度がよくわからなかったという事もありました。それ以上にMojaveに留まった一番の理由は「32bitアプリは動かなくなる」ということが一番の理由になります。

 MacbookProに入っている32bitアプリは「FileMaker」「Offfice2011」「ATOK」などで現バージョンに換えるとなるとかなりの出費になるようなソフトばかりで、バージョンアップによる影響が大きすぎました。

 

Intel  i7の MacbookProでもBigSur は速いのか?

暫くはそのままMojaveで使っていましたが、M1チップを搭載した新MacbookPro13+BigSur の評判は予想に反して高評価で、ネット上でもそのスピードにビックリ!といった情報で溢れています。

 M1チップ搭載のMacbookProが凄いのは分かったのですが、ではインテルCPUのMacbookProをBigSurにしたらどうなのでしょう。そうした情報は少なく、実際、どの程度動いてくれるのか興味も湧きます。
 それ以上に、20年ぶりに、OSのバージョンナンバーが10から11に上がったのですから、どのようなものなのかと興味が湧くのは当然の事です。 しかし、自分のMacbookProは2017年なので、i7といってもクワッドコアでなく、デュアルコアのi7です。
そんなMacbookProでも早く動いてくれるのか?

動かないアプリが予想以上に出てしまった!

そこでTimeMachine でバックアップをとった上でMojaveから1世代飛び越し、BigSurにバージョンアップしてみました。
上記のアプリが動かなくなるのは承知していましたが、写真の管理やRAW現像に使っていた「Lightroom6」も使えなくなったのは想定外でした。 
Adobeから再度ダウンロードして再インストールしようと思ったら、なんとこれが出来ない! Lightroom6は買い切りタイプの最後のバージョンだったのですが、今は姿を消して入手は不可能のようでした。 他に変わるものも無いので、仕方なくサブスクリプションのLightroom Classic とPhotoshop を使えるようにしました。
Adobeでもこのセットのプランは他に比べて格安になっているので助かりました。

 他にも動画のダウンロードやファイル変換アプリの「Wondershare スーパーメディア変換!」も一部の機能しか働かないようです。これも日常的に使っていたアプリなので動かなくなってしまってガッカリ。

使えなくなったアプリの総額はかなりの金額になり、BigSurでも動く最新版を入手するかどうか?となると、ここはチト考えどころ。
新バージョンを入手しても来年は古希を迎えようとしている自分がこれからどれほど使うのかも分からず躊躇してしまいます。

 Apple純正のアプリでもiTunes は使い勝手がかなり変わり、ライブラリそのものを作り直さなくては使えないようでした。それに、これまではiTunesの中で管理していた動画(映画)は別アプリになり、こちらも新しいライブラリを作らなくてはなりませんでした。 
しかし、この件についてはBigSurで変わった訳ではなく、Catalinaからの変更のようで、Catalinaにバージョンアップした場合には自動的に新しいライブラリが作られたようです。でも自分の場合はCatalinaを飛び越えてしまったので、このライブラリのアップデートがうまく行かなかったという事のようです。
しかし、これもあとで調べてみたところ、MojaveからBigSurへのアップデートでも、音楽データや動画データのライブラリのアップデートは出来たようです。 
でもこれまでのライブラリは20年ほどライブラリのアップデートを繰り返して来たOS X 10.0 以来のライブラリなので、そろそろライブラリも新しく作り直しておいて正解だったのかもしれません。 

他にも幾つか一見不具合に見えるものもありますが、一番感じるのは各アプリの起動時間です。起動完了までにはかなり待たされるようになりました。起ち上がってしまえばそれ以後はMojaveの時より早いように感じますが、起動に時間が掛かるというのは嫌なものです。

 

Final Cut Pro X や Motion5 は速いみたいだけど、気のせい?

特にFinal Cut Pro 、Motion5 、Compressor などの映像関連のアプリは早くなっているように感じます。実際に同じソースで時間を計った訳ではないのですが、実際使っていて早く感じます。 
今のところはOffice や FileMaker などが使えなくても困るような事はありません。というのも、もう一台のMacBook Airの方に同じアプリが入っているので、必要な時はこれで何とか出来ています。 

Mojaveに戻そうか.....

こうなると、試験的に使ってみようと思ってバージョンアップしたBigSur でしたが、Mojave に戻すかどうか?と迷っています。
戻すのならば、早いほうがTimeMachineのバックアップからの空白時間が短くて済みます。変わりがそれ程無いのなら、32bitアプリも問題なく動くMojave に戻すのが正解なのか? 

迷うところです.....。



2020/11/21

Googleフォトよお前もか! 容量が制限付きになる

来年からは Googleフォトも無制限では使えなくなる

長い間使って来た画像クラウドサービスのFlickrが昨年一月に、それまで1TBまで無料で使えた物が、突然の有料化。
写真の保存という使い方では便利な機能も持っていたし、写真の公開方法もいろいろな公開の仕方があってかなり使えるサービスで重宝していました。

そんな便利なFlickrが突然の変更で、無料では1000枚までしか保存出来なくなってしまいました。
しかし、他に代用出来るようなところも無く、止む無くPro版に変更しました。
それ以前にはYahooでも同じようなサービスがあったのに、これも突然の縮小化で、画像の保存としては使い物にはならなくなってしまいました。

Flickrは日本語表示でなく全て英文だったのですが、最近になり日本語で表示されるようになり以前よりはわかりやすくなりました。

改善された部分もあるようなので、来年の1月でPro版も終了とする予定でいましたが、Flickr Proへの復帰もありかな?とも思っています。
まして、Googleフォトに制限がつくとなると尚更ということになってしまいます。

機能豊富なFlickr

flickerが有料化された時点で、Googleフォトもそのうちに無制限では無くなるのだろう、と思っていたら、思っていた以上に早くそのような事態になってしまいました。

Googleの説明によればGoogleフォトへのアップロード枚数は1週間で280億枚にもなるといいますから、今回の変更も無理もない措置と思えます。

Googleでは何年か前にも、それまでGoogleドライブの方でGoogleフォトの写真や動画を利用ことが出来ていたものも、GoogleフォトとGoogleドライブを切り離して全くの別物にしています。この結果、Googleドライブに写真アルバムを置くためには、改めてドライブにも写真ファイルをアップロードしなくてはならなってしまいました。

これまで無制限で使えたGoogleフォト

Googleフォトに足りないところはアルバムの階層化が出来ない事
でした。対して、flickrはこのアルバムの階層化構造を持てた事が一番の特徴でした。

Googleフォトでflickrと同じように保存しようとすると、千数百個のアルバムが一つの画面に出てくる事になり、この中から特定のアルバムを見つけるのはずっとスクロールして探すしかありません。

 Googleフォトとドライブがリンクできた時は、Googleフォトへアップロードしておいて、アルバム整理はドライブ側でフォルダを使って階層構造を作る事ができました。しかしフォトとドライブが切り離されてしまったことで、ドライブ側で画像の管理をする場合には改めてGoogleドライブにアップロードする必要があり、これは使用容量にカウントされてしまいます。
今後はGoogleフォト、Googleドライブ、どちらにしても画像の扱いは同じような事になってしまうのでしょうから、それなら最初からGoogleドライブで画像保存した方が良いのかも?
人に公開する為ならばGoogleフォトにするしか無いのでしょうが、保存というためならば、ドライブでの保存のほうが、階層構造を持てるだけ使いやすいのかもしれません。

自分の場合は何年か前から月250円でGoogleの容量は100GBに上げてあるのでまだ暫くは持ちそうですが、それとてやはり限りあるもので、無限ではありません。
Googleの予想によれば、現在の自分の使い方だは、あと4年は大丈夫なようです。

Amazon Photos はオリジナルサイズで無制限

Googleフォトが制限付きになると、残る無制限画像ストレージサービスはAmazon Photosだけになります。
amazon Photos

Amazonプライム会員なら使えるサービスで、自分も使っていますが、プライム会員の会費は支払っているので、無料サービスとは言えません

Amazonフォトはオリジナルの画像を無制限に保存できるのですが、残念な事に、アップロード等に時間がかかり過ぎて、積極的に使おうとは思えないのです。
そして、これもGoogleフォトと同じようにアルバムの階層構造は持てません。

これとて、何年か先にはflickerや Googleフォトと同じような制限付きになる事は十分想像できます。

やはり、外部のクラウドサービスに頼らず、パソコンに繋げたハードディスクでしっかり保存するのが、一番いい方法なのかもしれません。
保存と公開を旨く出来るのがFlickr だったのですが......




2020/11/14

17年ぶりの「夢の吊り橋」

久しぶりに寸又峡の夢の吊り橋に行ってみました。
時間を遡ってみると、どうやら友人一同で来た2003年以来のようですから、既に17年の月日が流れています。

紅葉の時期ということで、早く行かないと駐車場も満車になってしまうようです。
そんな訳で家を7:30には出発。

静岡から山越えで千頭に出るか、島田から大井川沿いに上がるか?
半月ほど前に16年乗って来たアルテッツァから乗り換えた中古スイフトRSのテストドライブも兼ねて山越えで行く事にしました。

Swift RS で初めてのドライブ

非力な車ですが、硬い足回りと軽い車重で、結構楽しく乗りまわせそうです。
おまけにマニュアルシフトに切り替えてコラム部にあるシフトパットでの変速も出来るので、これを使って峠道を、と思ったような次第。
でも、非力な車に3人も乗ると結構重いのですが、それでも思ったより軽快に動くのは意外でした。軽い車重が幸いしているのでしょう。
シフトのマニュアル操作は‥‥‥
正直面倒くさい!
7速まであるので、面倒なのです。

シートはダメだ~!

この車で一番ダメと思うのはシート。これまでのアルテッツァのシートはそれなりに包み込むようなシートで、体はある程度ホールドしてくれたけど、このシートはそのホールド感がありません。出来ればシートだけでも変えたいくらいです。

平日と言うこともあり道路は空いています。
静岡からの山越えの道は狭くて、これが連続すると些かウンザリ。以前はこうした道は好きだったのに、これも歳のせいなのでしょう。

それでも1時間半程で寸又峡温泉駐車場に到着しました。

寸又峡温泉

紅葉は丁度見頃を迎えています。コロナ騒ぎの中ですが、訪れた観光客は、マスクをしている人、していない人、半々くらい。

そんなに混み合っている訳でもないので、マスクも必要ないのでしょう。
吊り橋を渡って来るには1時間半程掛かるようです。
そんなに遠かったか?

夢の吊り橋

吊橋までの散策路からの紅葉は綺麗です。

ようやく吊橋へ下る道まで来ました。ブルーの湖面と紅葉が綺麗です。ゆっくり紅葉を眺めながら吊り橋に到着。混んでいる時は順番待ちになる吊り橋もこの時間はまだ人もそれほど居なく、監視する人さえいませんでした。


こんなに怖かったか?

以前ならなんでもなかった吊り橋だったのに、第一番に思ったのは「こんなに揺れた?」。とても手放しで進むわけにはいきませんでした。
歳と共にバランス感覚も失われつつあるようです。


途中まで行って怖くなり、戻る人も居るようですが、混雑している時には戻ることさえ出来なかったでしょう。
怖いけど、景色の方は、木々が綺麗に色づき、青い湖面との色合いが綺麗です。


綺麗なのはいいけど、渡ってからが一仕事。急な斜面の山道を上の道路に出るまで登って行かなくてはなりません

ここで汗が吹き出し、息も絶え絶え。これも歳のせいなのでしょう。
やっとの思いで上の道路に出ました。周りを見渡すと紅葉が綺麗です。これまで何度か来ていますが、今回が一番の紅葉でした。


駐車場は満車!

駐車場に戻ると、ほぼ満車状態。
やはり早く来て良かったです。でも道路が狭いですから、帰りの道は来る時にはあまりなかった対向車に苦労させられそうです。

帰りは静岡への山道はやめて、大井川沿いに島田に出ました。
この道も何年ぶりの事になるのでしょう。

初めての蓬莱橋

寸又峡でも歩いてきたので、ここでまた1800mの歩きは堪えます。



まだ渡った事の無かった蓬莱橋まで行き、渡ってみました。こんなに長いのか!と思うほど対岸は遥か先。

全長は897mあるようですから、往復では1800m。
折角なので対岸までしっかりと歩き通してきました。

コロナ対策

先日歩いて来た北国街道でもそうでしたが、コロナ騒ぎの中でも、各施設のコロナ対策が徹底して来たようで、また、そこを訪れる客の方も同じで感染対策するのが当たり前の世の中になりつつあります。
静岡県内の感染者数は11月13日現在で821人。
静岡県は400万県民と言いますから、大凡5000人に一人の割合です。
一人一人が気をつければ、他人への感染は防げるレベルの事と思えます。
それでも不要の外出は控えるべきなのでしょう。

それにしても、この二、三日の増え方は凄い!


2020/10/31

Illustratorの代わりに使えるドローソフト探し。AffinityDesignerで決まり!

以前、自分の住む地区でミニコミ誌を仲間と発行して、その編集にはIlliustratorを使っていました。しかしミニコミ誌も10年続けて休刊となり、編集ソフトもIllustrator程の機能を必要とする場面もなくなりました。
それにAdobeの商品は買い切り出来るものが無くなり殆どはサブスクリプションアプリになってしまいました。
 

使いやすかったAutodesk Graphic(旧 iDraw)

長い間使ってきた Graphicでしたが...


その後はずっと、これまで「Autodesk Graphic」というソフトを使ってきました。以前は「iDraw」と云われていたドロー系のソフトです。

しかし、ここ2年ほどバージョンアップが全く行われておらず、「Mojave」では少しその動きにおかしな挙動も見受けられるようになってきました。

不安定なソフトを使っていては精神的にもよくないと思い、これに変わるドローソフトを探していましたが、なかなかこれといった物が見つかりませんでした。 
逆に見れば、それ程これまでの Graphic の出来が良く、また使いやすかった、と言う事になります。 機能的にはそれほどの物は持っていませんでしたが、安定していて、確かに使いやすいソフトでした。

Inkscape は????

無料で高機能という事で知られているInkscape も試してみましたが、インターフェースに癖があってイマイチ馴染めません。それ以前に日本語入力がまともに出来ないのでは自分の環境では使えたものではありませんでした。日本語入力は他のテキストエディタなどで行い、これをコピペすれば可能なようです。しかし、これではストレスが溜まる一方の作業になってしまいます。 という事でこのInkscape は使うこと無くパソコンから消えて行きました。

 

無料で使えるGravitDesignerを見つけた!

無料でこれだけの機能があれば使えると思ったけど...


そんな中で、先日「GravitDesigner」というソフトを見つけました。それも無料で使えるようです。早速ダウンロードして使ってみました。 

無料版と有償版がありましたが、無料と有料の機能差を見てみると取りあえずは無料版で十分使えそうです。1週間ほど試しに使ってみましたが、どうもイマイチです。 

その一番の問題はやはりテキスト周りになります。日本語入力で表示されるフォントとされないフォントがあり(半角文字しか無いフォントがどれなのか分からない)フォントの選択が何ともやり難いのです。 それに当然ながら、日本語の縦書きは駄目でした。

AffinityDesigner これはいけそう!


AffinityDesigner はかなり使えます。

いろいろと探している中でAffinityDesigner というソフトが見つかりました。レビューなど見ても4つ星となかなかの高評価です。 

値段は6,100円と少し高めではありますが、昔(Dosの時代)と比べればソフトウェアの値段は安くなりました。まして、評判通りのソフトならかなり格安とも言えるくらいです。 

早速ダウンロードして使ってみました。 「もうIllustratorは要らない!」と云われる評判通りの機能をもっており、問題の日本語入力も縦書きには対応していないものの、かなり細かな設定が可能です。 

この AffinityDesignerの変わっている特徴というと、ドロー系ソフトでありながらペイント系(ビットマップ画像)もある程度は扱えるという事で、モード切り替えが出来ます。

実際の 自分の使い方としたら、ビットマップ画像はPhotoshop、または Pixelmator Pro を使えばいいので、この機能を使うことは無さそうです。 
何よりもいいと思うのはAdobeのソフトに比べるとその動きが超軽い、と言う事に尽きます。 確かにIllustratorは凄い機能を持っていますが、その代償として動きがかなり重たくなってしまいました。自分に必要な機能はIllustratorの持つ、その半分にもならないでしょう。 

写真関連ではPhotoshopとPixelmator Pro を使っていますが、Photoshopは使いたかった訳ではなく、自分ではPixelmatorで十分でした。 写真管理でどうしても必要になったLightroomを使うために、サブスクリプションで抱き合わせセットになっているPhotoshopも入ってしまったという訳です。 
このAffinityDesigner はまだ使い始めて3日程ですが、自分のやりたい事はあらかた出来るようです。
強いて使いにくいところを上げるのなら
オブジェクト別にレイヤーは全て独立した別レイヤーになってしまう
まぁ、これは一つのレイヤーに纏めたいオブジェクトをグループ化すればIllustratorと同じようなレイヤーにする事は出来るものの、やはりその都度レイヤーをグループ化するのも面倒です。

 ・ 日本語の縦書き表示が出来ない
他のドロー系ソフトでも同じようなもので、やはりIllustratorと同じような縦書きをサポートしているソフトは無いようです。
これも縦書きにする方法はあるので、一行の縦書きなら何とかなります。

 今の所、マイナス面としてはこの程度の部分しか気が付きません。これから使っているうちに良い点、悪い点も見つかるのでしょうが、値段の事を考えると大満足の「AffinityDesigner」です。 

YOUTUBEでも大勢の人たちがAffinityDesignerについての動画を上げてくれているので、これも結構参考になります。

 殆どの部分はIllustratorに準じた操作に近いので、使う上でそれほど戸惑うこともなさそうです。 
世の中には自分のように、脱Adobe を目指している人たちは多いようで、そんな人達はこのAffinityDesigner をIllustratorキラーと呼んでいるようです。 
確かにこれならかなりの人達がAffinityDesignerに流れていくのかもしれません。


2020/10/03

Motion5で地図上を旅人が移動する動画を作る

Motion5で作る動く地図


仲間と街道ウォークなどしていると、帰ってきてから動画に纏めて配布することがあります。

動画といっても撮ってきた写真を元に少し動きを加えた程度の物ですが、これにBGMを付けると、結構それなりの動画に見えてきます。
 実際に歩いている時にGPSロガーでログを取っているので、このファイルを元にMotion5で動く地図を作ってみようと思い立ち、何回か続けているうちに、最初の頃の単純なものから、少しづつ形を整え、今では何となくそれなりの形になって来ました。 

しかし、このような作業はそうそう頻繁に行うものでは無いので、少し間が空いただけで忘れてしまい、その度に、はて?どうするんだったか?という状況に陥ります。

 今回、これを自分の備忘録として纏めてみようと初めてみました。

材料となる地図を作る

題材はもう10年以上も前に歩いた旧東海道、池鯉鮒宿から宮宿の七里の渡し場までの記録からです。 

まず、元になる地図を支度しなくてはなりません。 文字で説明するより動画にした方が分かりやすいだろうと思い、これは動画に纏めておきました。この動画である程度の事は分かると思います。

 作る地図は2つで、一つは地図だけのもの。そしてもう一つは全く同じ地図で、歩いた軌跡ラインの入ったもの。この2つが必要になります。

GPSの記録がいつでも有るわけでも無いので、その場合は地図にペイントソフトなどで、軌跡を書き込んだものでも十分使えます。
重要なのは全く同じサイズの地図で、片方は何も無い地図だけのもの。そしてもう一枚は歩いた軌跡の入ったものになります。

Googleマップで材料のマイマップを作成する
次はこの地図から余分な部分を消して、必要なエリアだけにします。

今回の地図は上下に余裕が無いので、出来れば上下にスクロールさせて2枚のスクリーンショットを撮り、これを合成して一枚の地図にしたいところですが、この動画は説明が主な目的なので分かりやすいよう、一枚の地図で済ませました。 

これもPhotoshopでの作業を動画にしてみたので、こちらを参考にして下さい。

 
Photoshop での地図の補正

2枚の地図が出来上がれば、地図の支度は完了です。 ここからは「Motion5」の出番となります。

 

Motion5起動

起動したら、新規→Motionプロジェクト、継続時間は適当に、これは今回は30秒にしました。フレームレートはDVDに焼く可能性もあるので29.97fpsで、解像度は1280x720 の720Pにしてあります。 以下、Motion5での作業も動画に纏めました。

Motion5での作業

最初の頃はベジェで描いた軌跡がスタート地点から伸びていくだけでしたが、この先端に旅人の画像を入れて見たところ、少し動きも出てきました

そのうちに、これにスタート地点からの距離も表示したいと考え、旅人の後ろにカウントしていく距離を表示してみました。 
ベジェ曲線を描く時に面倒でも、下の地図のラインを丁寧にトレースしてやると、この距離の表示も実際の距離との誤差は僅かで済むようになります。
先頭を歩く旅人も、今回の場合は左へ進むだけなので、左向きの姿だけで済みましたが、これもコースに寄っては右を向いたり左を向いたりすることも必要になる場合があります。

後ろ向きで進むのは不自然なので、進む方向が変わった時には右向きの旅人と左向きの旅人の表示を切り替える事を考えました。 
当初は単純に切り替え地点でキーフレームを打ち、Y軸の180度回転で行けるのではないかと思いましたが、カメラを加えているために、3軸を考えなくてはならなくなり、結局この方法は面倒になり、自分のレベルでは上手くいかないと諦めました。

 ここは無駄でも、左右向きの違う2つの旅人のレイヤー(トラック)を作り、進行方向が変わる地点で2つのレイヤーの表示を切り替えていく、といった方法をとるのが分かりやすかったです。 

今回の動画では旅人の向きは一定しているので、こうした処理は必要なしで済んでいます。 

Motion5は分かりにくい(年寄りの自分の頭では)ソフトですが、これをある程度使えるようになれば、結構面白い動画が出来ると思います。でも、自分には無理かなぁ〜〜。




2020/09/21

bloggerの見出しに背景画像を付ける

見出しのhタグにbackground-image で画像のURLを指定してやれば何となく簡単に出来そうです。この背景に使う画像のある場所が自分のレンタルサーバーなどなら話は簡単。でもこれがgoogleフォトにある画像を使おうとすると、はてどうすればいいのか?

その画像をが表示されたhtmlへのリンクなら簡単に取得できますが、はて、一枚の画像そのもののURLを取得するにはどうすれば良いのか?

googleフォトにある画像へのリンクを取得する

YOUTUBEの動画などはブログやホームページにその動画を埋め込む為のコードが取得できます。しかし、googleフォトにある一枚の画像へのリンクは?????

方法としたら、例えばh3タグの背景に画像を入れようとした場合、以下のようにすれば良いわけですが、問題はこのxxxxxxの画像のurlをどうして取得すればいいのか?と言う事になります。

<h3 style="background-image:url(https://xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.jpg); color: white; margin-top: 0px; padding: 0.5em; text-align: left;">h3タグの背景に画像を入れる</h3>
少し見にくいですが、ご勘弁を!
このxxxxxに入るリンクを取得出来さえすれば、あとは訳もなく出来ます。

レンタルWebサーバーなどに画像データをアップしておいて、この画像ファイルへリンクするのなら簡単にできます。厄介なのはgoogleフォトにある一枚の画像だからなのです。

そこでチョット考えてみたら、自分のgoogleフォトにある画像をブログに貼り付ければ、そこにその画像のURLが書き出されている筈です。このURLをコピーして貼り付けてやればいいのでは?
試しに画像を貼り付けてやってみました。


htmlに切り替えてで表示してみると、画像表示の部分は以下のようなコードになっています。少し違う部分もあるかもしれませんが、肝心なのは赤字で示した https://から.jpg までの部分です。

<div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><a
href="
https://xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.jpg"imageanchor="1" style="margin-left: 1em;
margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="512"
data-original-width="1200" src="https://xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx.jpg
"
width="320" /></a></div>

随分と長ったらしいコードになっていますが、xxxxxxの部分は文字を伏せた部分なので、実際にはもっと長い文字列が入っています。

この「https://からxxxxx.jpg」までがgoogleフォトに保存されている、このトマトの画像のURLと言う事になりますから、この部分を選択してコピーしておきます。

見た目のバランス調節をして完成!

画像のURLが分かれば 前述のh3タグのstyle=の中にこのURLを貼り付け てやればメデタク見出しの背景にこの画像が配置されることになります。
やってみたらこれが大正解でした。

後は、画像と文字が旨くバランスのとれるように、文字サイズやこの文字の上下に余白を入れて画像が見やすくなるくらいに縦幅を広げてやれば出来上がり。

h3の上下のpaddingを0.5em に広げてやって見え方を調節したものが、最終的な下の見出しになりました。
全て完了したら、URLを取得するために、仮配置した画像は削除して全て完了です。
もっと簡単な方法もあるのかもしれませんが、今の自分にレベルで出来るのはこれくらいまでかな。
完成!
 

h3タグの背景に画像を入れる。縦幅を欲しいので、2行になるくらいに見出しの文を調節した方がいいです。 


この後でもっと簡単な方法でgoogleフォトの画像のURLを取得する方法を知りました。
それはGoogleフォトで使う画像を表示しておいて、右クリックで現れるメニューから「画像アドレスをコピー」をクリックすればアドレスがクリップボードにコピーされるという方法でした。
手順もこの方が手短に済みそうです。

試しにやってみたところ確かに同じような結果になりました。でも書き出されたURLは自分がやった方法とはかなり違っていましたが、URLは少し短くなっています。

ただ、気になる情報もあり、それによれば、この方法ではリンクは永続的なものではなく数日で切れてしまうといった話でした。この書き込みは2017年の日付でしたので、少し古い情報ではありますが、気になります。

そう言えば、以前はGoogleフォトの写真のURLはもっと簡単に知ることが出来るようになっていたと記憶しています。これで取得したURLで何かの地図へ画像を貼り付けたら、その後、その殆どは写真は表示されなくなっていた事がありました。
もしかしたら、このリンク切れを起こしていたのかもしれません。

実際、2つのURL取得方法で得られるアドレスは、片や最後は画像ファイル名になっていて、いかにも画像のアドレスを表しているようですが、新しい方法で取得したURLはアドレスというようなものでは無さそうでした。

リンク切れ試験
試しに両方表示させておけばそのうちにその結果も分かるのかもしれません。
新しく知った方法で同じ画像を貼り付けておいて見ます。永続的に画像のリンクが生きているのかどうかの試験です。




2020/09/19

解決!モバイルに反映されないCSSの問題

ナント、テーマのxmlファイルをアップロードする事で全てが解決! 

今朝から奮闘してきた件名の件がようやく解決しました。
オンラインでテーマのhtmlで追加したCSSはPC画面では反映されるのですが、モバイル画面では何をどうしても変化してくれないという訳の分からない障害でしたが、これがようやく解決です。

テーマを弄る時にバックアップはとっておきましたが、ダウンロードされたxmlファイルの中のCSSをパソコンのエディタで書き換えてまずは保存します。

ここからバックアップファイルをリストア。

そして「テーマ」→「カスタマイズ」→「元にもどす」でこのファイルを選択してアップロードしてやると、ナント、何事もなかったようにモバイルにもCSSが反映されていました。

ただ、これはそれまでにも何回かやってみた事で、これまでは駄目だったのですが、突然この方法で旨くいったので訳が分かりません.....。(もしかしたらバックアップのファイル名を変えたような記憶も......)

もしかして、これって常識? これが仕様?

考えてみれば、オンラインで書き換えない限り、パソコン上にあるxmlファイルは常に最新と言う事になりますから、単純にこれを書き換えてアップすればいいと言うことで、特別面倒なものでも無さそうです。

しかし、それならば、カスタマイズからのあのhtml編集には何の意味があるんだろうか?

以前からのhtmlファイルのバックアップをそのままリストアしても駄目だったものが、ファイル名を変更した事により何かの辻褄が合った?そう考えるしか無さそうです。それにそれ以後はオンラインでも問題は起きていないのですから、解決したものの気持ちの悪い話です。

何はともあれ、手立てが見つかっただけでもヨカッタヨカッタ



話は全く変わりますが、見出しにgoogleフォトの画像を背景画像にしてみようと始めたところ、これが予想に反して意外に簡単に出来てしまいました。見出しのバリエーションが増えました。