2019/10/04

清見寺の五百羅漢

清見寺までのウォーキング再開

以前は毎日ウォーキングを続けていましたが、歳と共におろそかになり最近では1月に10日も歩く日があれば良い方。

それに歩く距離も短くなり、毎日3Km以上も離れた清水区興津の清見寺までの往復6Km以上歩いていたのに最近では近くを走っている1号線に出るまでの往復3.6Km程度になってしまいました。

そこで心機一転

清見寺までのウォーキングを再開しました。しかし、それまでの3.6Kmが6.3Kmですから結構大変です。
東海の名刹と言われる清見寺でよく知られているものに「五百羅漢像」があります。


東海道線の陸橋を渡り、山門を潜って左奥に並んでいるのが五百羅漢像です。

清見寺の紹介では必ず登場する五百羅漢像ですが、実は元々清見寺にあったものでは無く、清見寺の末寺であった臨海寺にあった羅漢像でした。しかし、この臨海寺が明治になり廃寺となってしまった事から清見寺に引き取られたもの。
実際に500体あるのかどうかは判りませんが、よく見ればこの中には似た顔の羅漢像が必ずあると言い、その像が穏やかな顔をしていれば、故人もあの世で穏やかにしているといわれます。

そう思うとあまり顔は見たくないですね。


この五百羅漢の中に牛肉羅漢と言われる羅漢像があります。これは明治時代、この近くに別邸があった井上馨がこの羅漢像の一体を自分の家に置きたいと所望し、清見寺の住職に牛肉で接待してまで、これを手に入れようとした事から、井上公が欲しがった一体には牛肉羅漢の名前がついたとか。
勿論、住職は大いに怒り、これを断ったということです。

写真クラブ10月例会

いつもは2枚で済む提出作品も今回は秋のお祭りも絡む為に3枚になりました。その代わり、今回課題は決められていません。 課題が無しでフリーというのもまた難しいもので、なかなか被写体も見つかりませんでした。仕方なし、これまでに撮った中から探しだし、それで済ませました。

石の上にも100年


これは先月出掛けた「伊豆88遍路」での1枚。 熱海峠を越えて少し下った所にある「23番札所 東光寺」の石仏群です。 この辺りは霧が発生しやすいのか、石仏は凄い苔に覆われていました。相模湾から上がってきた湿気を含んだ気流が霧を生み出すのかもしれません。

若狭の夜明け


今年満願した「西国巡礼」の最終回、天の橋立の近くにある28番札所「成相寺」の開門を待つまでの間、成相山の展望台で仮眠しました。
かなり雲の多い中での日の出でしたが、何とか太陽は顔を出してくれました。この辺りは海霧がでやすいのか、天の橋立のある湾全体が霧で覆われていました。

曼珠沙華 繚乱


何とか一枚だけでも撮ってみようと思い、撮ったのはこのヒガンバナ。これまでもこの花は何枚となく撮っていますが、これといった一枚は未だにありません。
オマケみたいなものです。

2019/09/13

写真クラブ9月例会


自分の所属する(といっても数名)写真クラブでは毎月課題に沿った作品を2枚持ち寄って月例会を行っています。
今回の課題は「暑い!」だったのですが、なかなかこの「暑い」が撮れず、結局課題にはあまり絡まないような2枚になってしまいました。

緑響く:夏バージョン



一昨年も一度奥蓼科にある御射鹿池には行って、秋の紅葉した時の一枚は撮ってありました。
この御射鹿池は東山魁夷の「緑響く」に描かれた池と言う事で、朝7時にはもう何人か、カメラを構えて撮影中でした。

まだ朝早いので風も無く湖面は鏡のよう。
陸と池の境がど真ん中に来てしまいましたが、どちらに寄せても山の鞍部が入ってしまい、空が映ってしまうので、これが限度でした。
自己満足なのでしょうが、お陰で自分としたら以前の秋バージョンよりは良い結果になったと思っています。

炎天下



もう一枚をどうしようかと100mmマクロレンズを着けて表の庭で被写体探しです。庭にはサルスベリが咲いてこれがそろそろ終わりを迎えようとしています。真っ青な空バックにこの花を撮ったら「暑い!」の課題にも絡むかもしれないと、さて、空を見ると青空は何処にも無し!

そこへ一匹の虫が旨い具合に飛んできてくれました。
マクロレンズを使った撮影は以前なら三脚を使っていましたが、EOS 5D Mk3 になってからはそれまでの5Dに較べれば圧倒的に早い連射モード頼りです。

三脚で固めたところで、風でも揺れてしまい、ピントはズレてしまいます。連射にすれば沢山撮った中の一枚くらいはドンピシャのピントになっている物もあるでしょう。

結果は十数枚の中でピントの合ったものは2枚しかありませんでした。

しかし、この写真の雰囲気では「暑い!」というより春の雰囲気になってしまいました。

「炎天下」というタイトルにはかなり無理があるようです。

2019/09/07

キャノンのプリンタPIXUS 9900iがとうとう御臨終


9900i は既に修理不可


目詰まり等なら何とかしようもあるのでしょうが、電源が入らないのだからどうしようもありません。
この9900i 、ひっくり返してよく見てみたら電源ユニットだけ別になっていて裏面に収まっていました。ネットでジャンク品でも探して、この部分だけ流用すればもしかしたら治るのかもしれません。

このプリンタの発売は2004年になっていて、発表直後に買ったから15年間も使い続けて来た事になります。
ほぼ同時に購入したカメラ EOS 10D で撮影した写真の印刷を目的に購入したプリンターでしたが、8色インクと言う事で、印刷コストは結構掛かっていました。

MacOSで対応していたのは Mac OS X v10.6 Snow Leopard まででしたから正式対応されなくなってからも早10年程経過しています。
しかし、正式には対応していないので一部おかしな動作もありましたが、基本的な印刷そのものは問題も無く、何とかこれまで働き続けて来てくれました。

古いながらも8色インクということもあり印刷クォリティーは未だにかなり高品質で、地元の写真クラブ例会への出品も毎回これでワイド4つ切に印刷していました。

キャノンにダメ元でいいから修理できないものかと連絡をしてみましたが、やはり修理は不可との事でした。何ってたって15年前のモデルですから無理もありません。
さて、どうしようか?

新しい機種を新規購入?
でもA3プリンターはA4とは違いかなり高額で、インクの色数も多いのでコストもかなり掛かり、これならキタムラにでもデータ持ち込んでプリントした方が良いのかも。

W4つで800円ですからね。

あーー、悩むところです。



2019/07/21

Google Home Mini


半月程前にGoogleよりメールが届き「Google Home Mini」がタダで貰えるとの事のようでした。無料ならばと早速申し込んでおいたのですが、それがようやく、今日届きました。

タダなんだから、どうせ大した事は無いのだろう、と思っていましたが、セットアップして試しに動かしてみると、これがなかなか便利な優れもの。

iPhoneの「siri」みたいなものなのですが、言葉はほぼ完璧に聞き分けてくれているようで、その認識率にはビックリしました。

音楽を聴く(何を利用しているのか詳しくは知らないけど、無料)、これはジャンルも指定できました。時間を聞く、タイマーをセット、最新ニュースを聞く、Googleを使って調べ物をする、などなど、結構なお利口さんです。

直径10cm程のミニサイズなのに、意外な程の高音質なのにはチョット驚きでした。
調べてみれば、もっと使い道があるのかもしれません。
それにしても、Googleさん、これを世界中に無料でバラ蒔いているんでしょうねぇ。
一体、何台になるのでしょう。


2019/05/26

OLYMPUS E-PL8 Wズームレンズの実力は?

先日購入したOLYMPUS PEN E-PL8 はWズームレンズのセットでした。このレンズの広角ズームは使ってみましたが、望遠ズーム(40mm-150mm)は未だ使った事がありませんでした。
昨日、孫娘の運動会があったので、この望遠ズームを付けて運動会に行ってみました。

40mm

150mm

写真のように40mmではかなりコンパクトなレンズも目一杯望遠側にするとレンズが驚くくらいに繰り出して倍くらいの長さになります。
長さは長くなっても重さは変わらないので、使う上でのコンパクト性は損なわれる訳ではありませんが、細いレンズが長く繰り出している形はあまり格好良いという物でもありません。
さて、このレンズを使っての撮影でですが、画像そのものは想像以上に高クオリティーで、値段を考えるとこれは驚く程のレベルでした。
フォーカススピードも結構早いです。

しかし、コンティニュアスモードで被写体を追いかけ続けている時、手前に一瞬でも別の被写体が入ってしまうと、即フォーカスがその手前の被写体に移ってしまいます。
EOS 5D Mk3 ではAFの動作設定でフォーカスが別被写体に移ってしまうのを防げるようですが、流石にこの値段のカメラでそこまでの機能を期待しても仕方の無い事。

AFが高感度、高速度である事の弊害だとも言えます。
AFを追尾モードにした時の追いかけごっこは見ていて気持ちの良い程見事に追いかけてくれます。

今時のカメラって凄いものです!



2019/05/23

Lightroom6 そろそろ寿命か


Lightroom6

Apature から Lightroomへ

写真のRAW現像ソフトは以前はAppleのApature を使っていましたが、Apature はその開発が打ち切られてしまったので、その時にAdobe のLightroom に切り替えました。
このLightroomは今では買い切りバージョンは無くなってしまいましたが、自分が導入した当時はまだ買う事の出来るバージョンがありました。

その後2017年12月にLightroom6.14まで進んだところで、これもまたこの後の開発は打ち切りになり、現在は使用料を払うプランしかありません。
しかし、Lightroom 自体はそれからもこれまで問題なくこれまで使えて来ました。
その間にはmacOS も幾つかのアップデートがありこちらはかなり進化してきています。

OS の進化にLightroom6 も着いていけなくなってきたのでしょうか。
最近時々、「このアプリはこのMac用に最適化されていません。」といった警告が出るようになりました。
この警告はどのようなタイミングで出ているのかと思ったら、どうやらmacOS の仕様で、古いアプリを使っている場合には30日に一度出るようになっているようです。

OSのバージョンアップを止めれば、このまま使えていけるのでしょうが、やはりOSのバージョンアップはして、パソコン本体は進化させていきたいです。

現在Lightroomで管理している写真の枚数は既に6万枚を越えています。

Lightroomがいよいよ使えなくなった時、写真のRAW現像、写真管理アプリはどうしようか?
月々980円(税別)の「フォトプラン」なら Lightroom CCとPhotoshop が使えます。

でも、来月には数年使って来たWebデザインアプリの DreamweaverCC を解約し、Webデザインは Coda2 に切り替え、ようやくお金の掛かるAdobe 商品との縁が切れると思っていたところです......

しかし、そうは言ってもこの分野のアプリは数も少なく、あまり選択肢がなく、Lightroom を使わないとなったら無料で使えるmac OS に着いてくる「写真」アプリになってしまうのでしょうか。

さて、いよいよ使えなくなるのはいつの事になるのでしょう。