昨日(11月16日)甲州道中4回目、鳥沢駅から笹子駅までの約20Kmを歩いて来ました。今回期待していたのは大月にある猿橋の紅葉です。甲州道中そのものがこの橋を越えていて、その当時よくもこんな所に橋を作ったものだと感心します。猿がこの渓谷を渡るのを見て、この橋を架けたといいますが、まぁ伝説の類いでしょう。猿橋は岩国の錦帯橋、木曽の桟と並び日本三大奇矯に数えられています。
戊辰戦争の際、柏尾坂の戦いで完敗した甲陽鎮撫隊が撤退する時、この橋を焼落として遁走する時間を稼ごうとしましたが、地元民に迷惑が及ぶという事で実行されたかったといいます。橋の上からみる渓谷は見事に色付いていました。最近ではこんなに綺麗な紅葉を見たのは久しぶり。勿論今年一番の紅葉でした。
さて、次回はいよいよ甲州道中一番の難所「笹子峠」越えです。
0 件のコメント:
コメントを投稿