2018/03/28

PIXUS9900i

HighSierraで
PIXUS9900iは動くのか?


PIXUS 9900i
これまでiMacで使っていたキャノンのA3プリンターPIXUS9900iが新しいMacBook Proで動いてくれるのか?

これまで写真プリントをする機会も無かったのですが、確認しておこうと、ドライバーをダウンロードしてインストールしてみました。

キャノンのダウンロード画面には「対応しているのはMacOS 10.6 まで」との説明がされていましたが、ダメ元です。
Macの現在のOS は10.13(High sierra)ですから10.6となると、かなり前のOSバージョンになります。
PIXUS9900iの発売は2004年4月、既に14年前の機種です。使えなくなっていても無理はありません。逆に、よく動いている!感心してしまうほどです。

しかし先日まで OS10.12のiMacで動いていましたから使える可能性もありそうです。
そんな期待をし、写真を一枚プリントしてみたら何の問題もなく印刷できてしまいました。

印刷は出来ましたが、9900iのカラープロファイルが今のOSでも通用しているのかはもう少し大きな用紙で印刷して結果をよく見てみないと分かりません。

PIXUS9900iはEOS 10D を購入した時、この印刷用に購入したプリンタでした。
ディスプレイのキャリブレーションさえしっかりとってあれば、ほぼ画面通りのプリントが出来、購入して以来14年間、フルに働いて来てくれました。

以前、一度修理したことがあり、その時にヘッド交換しているので、これまで生き延びて来れたのかもしれません。

しかし、プリンターはインクが無ければ使えません。BCI-6シリーズのインク8色での印刷ですからこれが切れた時が寿命という事になってしまいます。


2018/03/19

カシミール3Dのデータを新しいMacに移す

今回Macbook Proへのカシミールの移行はコピー&ペーストは止めて、NXWine のインストールからカシミールのインストールまでは新規でやってみました。gpxファイルは別ドライブに保存していたので問題は無かったのですが、地図データはデフォルトのままだったので、これを探すのにえらい苦労しました。

無事に地図データも移行できました。

この地図データの中にはマウスの右クリックで縮尺を変えることが出来るようにした設定ファイルや標高を埋め込んだ地図などを入れてあり、これを再度作るのも些か面倒でした。そうした事からなんとしてもバックアップの中から探し出してコピーしようと思った次第です。

ライブラリの中にNXWineフォルダがあるのでこれをずっと追いかけていくとカシミールのフォルダに辿り着きました。この中の何処かにあるのだろうと探しましたが階層も深くなるばかりでなかなか見つかりません。
地図ファイルの入っているフォルダ名は確かDimだったか?と思い検索をかけてみたら簡単に出てきました。

/Users/userName/Library/NXWine/prefixies/default/drive_c/users/Public/Documents/Kashmir/Dim/

この中に地図データは入っていたのでここからお目当てのデータをコピーしてMacbook Proの同じ場所にコピーし、一見落着でした。



2018/03/13

Macbook Pro 事始め

Macbook Proがキターー  下準備

今月始めにとうとう8年の寿命で命尽きたiMacの後継機として購入したMacbook Pro13 が届きました。
もう少し早く手に入るのかと思いましたが意外に時間がかかり約1週間待たされようやく到着です。

iMacの時もそうでしたが、Appleストアで所謂「Build To Order」の場合は上海からの発送になるようですから組み立ても上海の方なのかもしれません。

iMacの代わりとなるものなのでBTOでの仕様は奮発し、メモリーは一杯の16GB、CPUはi7、そして1TBのSSD。 結果的にはかなりの出費になってしまいました。

セットアップはTimeMachine でとってあったiMacのバックアップデータから手作業でMacbook Proに移すことにしました。
と言うのもiMacは買って以来クリーンインストールはした事がなく、その為にバックアップの中には無駄なものも沢山残っています。今回これは外して綺麗にしたかったのが一番の理由です。

しかし、単純に移行作業で行けば簡単に終わったのですが、手作業で!と考えたお陰でこのあととんでもない苦労が待っていました。

最初に行程を決めておきました。
1. その後の作業を効率よく進めるために日本語変換ソフトのATOK2016 High Sierra対応版を新たにジャストシステムからダウンロードしてインストール。(30年ほど前のATOK6の頃から使っているので今更変えられない)
2. Apple のAppストアから購入したものは再び新規にダウンロードしてインストールする。
3. 社外のアプリで再ダウンロードしてインストール出来るものは新規にダウンロードしてこれをインストールする。

4. これまでの方法ではインストール出来ないものは、バックアップディスクからコピーする。

スタートからつまづく
まずはジャストシステムからHigh Sierra 対応のatok2016 をダウンロードです。
ところがダウンロードしようとしてもアカウントの認証が通らずに結局ダウンロード出来ず。(これは未だに解決していない。ジャストシステムに連絡したものの未だ回答なし)

では手元に残っているインストーラーとアップデータでも同じなのだからこれで行こうとしたら、ナント、このディスクではダメとのお小言を頂き、この案はボツ。

仕方ないので、最初だけはApple純正の日本語変換で進めることにしました。
ATOK6の時から30年来の付き合いとなるATOKなので何とかこれを使いたいのですが...... (その後、ジャストシステムからメールが届き、何とかATOK2016 for Mac のインストーラーをダウンロード出来ました。)

Appストアからのダウンロードも躓く
いよいよアプリケーションソフトのインストールです。

ところがAppleのAppストアからの再ダウンロードしようとしたら、購入済のリストには最近購入したアプリしか表示されません。えーー、嘘でしょ!
仕方ないので、これもバックアップディスクからコピーでやってみました。

コピーだけで入れたアプリが問題もなく起動できるとは思いませんでしたが、これが何の問題もなく、無事に起動できてしまいました。

途中でApple ID の入力を求められる場面もありましたが、何とかAppストアで購入したものは無事にすべてインストール出来てしまいました。

社外アプリのインストール
これは主にAdobe 製品で、CREATIVE CLOUDのDreamweaverCC と購入タイプのLightroom、あとは古いPhotshop Element です。

認証は問題なく通り、最初にCREATIVE CLOUDをダウンロードしてインストールすればDreamweaver はこのCREATIVE CLOUDアプリからインストール出来ました。

厄介だったのはLightroom6で、再ダウンロードのページを見つけるのに一苦労、それでも何とか見つけ、これも無事インストール完了。

PhotoShop はダメ元でTimemchine のバックアップからアプリ本体をドラッグ&ドロップしたらこれも何とかなってしまいました。

アプリケーションソフトの起動には、本体だけでなく、何処にインストールされたのか分からない、細かな設定ファイルなども揃っていなければ無理かと思っていました。

しかし、どうやらそれらのファイルはpreferenceファイルのように初回起動時に作られる物が多いようです。

最期の手段ドラッグ&ドロップ
残るはドラッグ&ドロップしか方法の無いものばかり。

ネット上で探せば何とか新たにダウンロード出来るのかもしれませんが、取り敢えずは単純コピーでやってみましたが、起動して見ると殆どのものが問題ないようでした。

これで良し?
全てが終わって、さてこれからは細かな設定と思いきや、何とも言う事を聞いてくれません。

この原因が分かるまでにおおよそ1時間。時はすでに朝3時。

ここからが本当の悪戦苦闘です。

言う事を聞かない原因は、自分のログインアカウントが管理者ではなくなってしまっていた事によるものでした。この為に、ログインは出来ても管理者権限が必要となるような作業は全く出来ません。

管理者は一人しか居なかったから自分を管理者に戻す事の出来る管理者が不在の状態です。

ネットで調べてみると同じような症状に陥った人はかなりの数いるようでした。

睡眠不足の状態でこれ以上やっても無理と思い、これは明日(ではなく今日)appleのサポートに連絡して解決することにして寝ました。

Appleに問い合わせ
今のAppleのサポートは電話予約を入れる形で行われいます。

こちらで電話の時間を指定して予約するとAppleから電話がありそこから問題解決に向けて進めて行きます。

症状を話すとどうやらこの症状についての相談は数多くあるようでした。

解決法は
1. シングルモードで起動し、コマンドラインでパソコン購入後初起動の時に表示されるユーザーアカウントの登録画面を出す。

2. パソコンが再起動するのでここで新しいユーザーを登録する。これによって登録されたユーザーは管理者になる。このユーザー名とパスワードをメモしておく。

3. 最初に登録した管理者から外れているユーザー(自分)を管理者に変更する。

4.再起動して自分の名前でログインすれば完了。仮に登録したユーザーも管理者になっているので、万が一の場合のためにこのユーザーは残しておいた方がいい。 ただし、滅多に使うことは無いのでパスワードは忘れないよう!


方法は分かりましたが、実際にどうすればいいのか?

Appleのサポートのお姉さんに延々1時間30分近くつきあって頂き、ようやく解決出来ました。

この時の厄介な作業はシングルモードで立ち上げてコマンドを打ち込み、初期の登録画面を出すまでです。

そのコマンドの内容は以下のようなものでした。

mount -uw /【enter】
rm /var/db/.AppleSetupDone【enter】
reboot【enter】

大文字の混じっている部分やスペースもあるので間違わないように。

自分も2回ほど間違えタイプミスに気がつかず些かアキラメ気分にもなりかけました。

最後のエンターキーを押すと最初のユーザー登録画面が出ました。 出なかった場合は自分と同じようにミスタイプが原因と考えられます。

コマンドラインの文字は極端に小さいので、Macbook Pro13" のラティナディスプレイでは虫眼鏡でも無いと読み取れない程に小さくなります。
この状態でミスタイプしないでコマンドを打ち込むのは結構辛いです。

ここまでやればあとは厄介な作業はありません。

それにしてもAppleのお姉さんは根気よく付き合ってくれて感謝・感謝です。

取りあえずはこれで殆どのアプリのインストールが出来ましたが、実際に使っている中で不具合もあるのかもしれません。
良かったこと
1.駄目だと思っていたOffice2011 が問題なく動いた。

2.駄目だと思っていたFileMaker Pro が動いた事。

悪かったこと
1.問題ないはずのLightroom6 の動作が不安定で、マウスをクリックした時に落ちることが多いです。

これはbluetoothマウスの登録をいったん外して再度登録したら少しは改善されたように見えましたが、まだ完全な状態にはなっていません。

2.GPS管理ソフトの「myTracks」のデータ保管場所が分からずにバックアップから取り出せていない。
ネットで調べたところに所定のフォルダが無いのでますます訳が分からない。

これまで27インチのディスプレイで使っていたFinal cut pro X を13インチ画面で使うのはかなり厳しいと思っていましたが、慣れれば意外に使えます。

HDMIで繋げたTVをセカンドディスプレイとして試しに使ってみましたが、目線をかなり移動しなければならず、かえって使いにくいところがありました。

要は 「慣れ」 のようです。


問題点の修復
Lightroomの不具合は新しいバージョンが見つかりこれにアップデートして無事一件落着。

myTracks のgpsデータはFinder を不可視ファイルも表示する設定にしてtimeMachine のバックアップファイルから探し出してこれをコピーしてこれも一件落着。

最初からOSで準備されているTimeMachineバックアップからの移行を使えばこんな苦労は無かったのでしょうが、苦労したおかげで無駄なものは入れなくて済んだ筈です。
Macbook Proの特徴となっているタッチバーはあまり使っていませんが、これは気付かない、という事が一番の理由で、これから慣れてくれば便利と思えるのかもしれません。
キーボードも軽すぎて、これも慣れなのでしょうが、まだタイプミスが多いです。

Macbook Air とのスピードの違いはすごいものがあります。サクサク動くのは快感です。


2018/03/09

甲州道中の最終回 日程変更は正解

やっぱり雨だった
最初の予定なら今日は甲州道中の最終回初日でした。天気も良くない予報だったので来週に順延しましたが、これで大正解だったようです。
今日のスタート地点となった山梨県の北杜市の天気は、雨は降っていないものの最高気温13℃。
これくらいなら良さそうですが風が4mから7mと強く、これでは歩くにも疲れるし、それに7mもの風が吹いたら体感温度は一気に下がり5℃ほどになってしまいます。
寒い中での街道歩きは楽しいものではありません。
最終回はいい陽気の中で歩きたいものです。
明日の富士見町の最低気温は氷点下で3〜4mの風が吹くようです。さぞかし寒い1日になった事でしょう。


写真は甲州道中のゴール、下諏訪宿。中山道との合流地点にある綿の湯跡。ここまでは残り50Kmほど。そんなに長い距離ではありませんが、そうかといって簡単な距離でもありません。1日目の夜は上諏訪温泉泊まりです。ゴールの前夜に賑やかな打ち上げになりそうです。

MWebのファイル管理ってどうなの?

どうもよく分からない。
ブログ用のテキストエディタとして使い始めたMWebですが、テキストを打ち込む、マークを付ける、写真の貼り付け、画像のアップロード、文章のアップロード、カスタムCSSとの連携など、これらの文章を作成やアップロードに関わる部分はおおよそ理解出来たのですが分からないのはファイル管理(ライブラリ)です。

ネットでの情報もこの部分について詳しく説明されているところがなく、尚且つ自分の場合はiPhone版とMac版の二つで共有する形で使っているので尚更の事訳が解らなくなってきます。
このライブラリというのは単にカテゴリー分けだけのものなのか?

Dropboxを使ってMacとiPhoneで共有する形にしようとしているのですが、どうも何やら解らないうちにライブラリがゴチャゴチャになってきてしまいます。
これは試行錯誤を繰り返しながら理解していくしか無さそうです。中国産のアプリということで中国語で説明されたものはネット上でも多いのですが、中国語ではとてもじゃないけど理解出来ません。

ただ、文章の作成についてはサクサクと軽く動いて快適です。メインのiMacが壊れてしまい、新しいMacbook Pro が届くまでは全てをMacbook Air で何とかしなくてはならない状況ですが、MWebを使う限りでは全くストレスは感じません。

二つのブログで使っているのでプレビュー用のテーマもCSSを弄ってそれぞれに合わせた形にしないと頭が追いついて行けなくなりそうです。この点は早急に何とかせねば!

2018/03/06

iMacの自前修理を思い立ったけど...

壊れてしまったiMacを見るとまだ新品にも見える程に綺麗です。何か簡単に直ってしまうように思えるのですが、実際には故障の程度はそんなに簡単なものでは無さそうです。

故障はグラフィックボード

ネットで調べてみるとどうやらiMacの故障はグラフィックボードという事で確定できそうです。
なら、自分も機械ものは苦手じゃない。早い話そのボード見つけてこれに交換してやれば直るのでは?と思い、ヤフオクでグラフィックボードが出品されていないかと思い探してみました。

しかし液晶パネルなどの出品はあってもグラフィックボードはありませんでした。本体のジャンク品もかなり出品されていましたが、その殆どは何となく自分のiMacと同じようにグラフィックボードが壊れているような感じでした。それだけこのグラフィックボードの故障が多いという事なのかもしれません。先日聞いたMac専門の修理屋さんでも2010年、2011年モデルは圧倒的にグラフィックボードとロジックボードの故障が多いと言っていました。

それにもし見つかったとしてもボードはかなり奥にあるので、グラフィックボードまでアクセスするのはかなり難しそうです。
パーツも見つからないし、分解組み立ては難しいとなるとこれは諦めるしかなさそうです。

自前の修理は諦め、ハードディスクを外して外付けのドライブとして使う

でも、内臓のハードディスクだけでも取りだしておこうとやってみました。iMacの2010年モデルは歴代iMacの中でもハードディスクまでのアクセスは一番簡単な機種のようです。

まず液晶パネルを外さなければなりません。液晶パネルの前にあるガラスは磁石で張りついているだけなので、吸盤を使えば簡単に取り外せました。
液晶パネルはビス8本で固定されているだけなので、このビスを外せば取り外せますが、本体側とは大小4本のケーブルで繋がっています。
注意してこれらを外せば液晶パネルは本体から取り外せます。
面倒なのはコネクタの取り外しで、外し方の説明だけはどこでも見つかりませんでした。これは試行錯誤でやるしかありませんが、壊してしまいそうで恐いです。でもまぁ、直すわけではないので壊れたところで困らないのか.....

液晶パネルを外すと中身は....



8年のホコリが一杯になっているかと思いましたが、中は意外に綺麗。冷却用のファンにホコリがこびり付いている程度でした。
真ん中にあるのがこれから取り出すハードディスクです。これはビス2本外すだけで簡単に外れました。

取り外した1TBハードディスク



目出度く、1TBのハードディスクは取り出せました。取りだしたこのHDにはsierra のシステムが入っていますから、簡単なハードディスクケースを買って、これに入れてやれば当然外付けの起動ドライブとして使えるはずです。

液晶パネルと前面ガラス


1年ほど前、このハードディスクをSSDに換装しようと思った事がありました。しかし、分解してのハードディスク交換には自信がなく、その時には手を出しませんでしたが、今回は壊れてもいい(実際に壊れている)と思えば恐いものなし。
実際、やってみればハードディスクの交換は簡単に出來そうです。iMac2010 の場合はこの分解作業より、この年代のiMacだけに付いているハードディスクの温度センサーへの対応の方が面倒臭そうです。それとてそんなに厄介なものでは無さそうですが......
しかし、今年になって壊れるようなら、あの時SSDへの交換しなかった事は正解だったようです。

ハードディスクケースを探さなくては!


2018/03/05

これ一個でオールマイティー

Macbook Pro本体が届くのは今週末になるようですが、周辺機器をthunderboltに繋げる為のアダプターと変換ケーブルが先に届きました。
Thunderbolt端子への変換アダプタ


出力側はType-Cコネクタでこれに

RJ45-Port(LAN)
SDカードスロット
Micro SDスロット
HDMI
USB3.0 (3Port)


の接続が可能で、これ一つで殆ど間に合いそうです。
デスクトップならこれでも足りないのかもしれませんが、Macbook proなら常時全てが繋がっているような使い方はしないでしょうから、これで十分と思えます。
あとはプロジェクターへのVGA出力ですがこれは HDMIーVGA の変換アダプタが数百円で売られていますから、必要になればこれで事足りそうです。