2020/02/28

10年程前のVAIOにLinux Mint を入れてみた

Linux Mint 19.3 デスクトップ画面
昨年春に友人宅の玄関に転がっていたパソコンを見つけ、どうするのかと聞いてみたところ、必要なくなったあので処分するとの事だったのでこれを貰ってきました。

玄関の外に置いてあったので、雨もかぶっている可能性もあり、壊れている事も予想しましたが、電源を入れたところ幸運なことに起動しました。

自分はMacを使っているのであまりWindows機の必要性は無いのですが、唯一つ、使いたかったのが「カシミール3D」というWindows専用のアプリでした。

実際にはこれまでもMacでWineを使ってカシミールを動かしていたのですが、やはり本来のスピードは出ていない筈です。
この頂き物のパソコンはSONYのVAIOの10年ほど前のデスクトップタイプでOSはWindows7と、かなり古いもの。

元の持ち主が処分する際に中は空っぽ状態にしてあり、その為に使えるソフトはOfficeさえ入っていない状態。
早速「カシミール3D」をインストゥールしてこれまで使ってきましたが、スピードに関してはMacbook Proと殆どスピードの差は感じられませんでした。

それでもMacbook Proに比べれば遥かに大きな画面のお陰で、街道歩きのコースデータや、歩きながら記録をとったGPSデータの取り込みなどに利用して、便利に使っていました。

表計算ソフト Office calc
ワープロソフト office writer




そうこうしているうちにWindows7のサポート打ち切り。
自分の場合はあまり関係ないかな?と思いましたが、ネット情報ではこのサポートの終わったWindows7のパソコンに10を導入したところでそれ程快適に使えるものではないと、動作が軽いことで知られるLinux に乗り換える人が多い事を知りました。

自分もLinux には以前から興味があったので、やっては見たかったのですが、問題はLinux版の「カシミール3D」は存在していない事でした。

となると、完全に乗り換えるには覚悟が必要。

そこで、まずは試しにUSBメモリにLinux を入れて、どのような物なのか試してみることにしました。
一番にやる事はLinuxの起動用ディスクイメージファイルをダウンロードすることです。

いろいろ調べてみるとLinux にもいろいろな種類があり、どうやらこの種類は「ディストリビューション」というようです。
この中から自分が選んだのはかなり評価の高い「Linux Mint」でした。

現在の最新バージョンは 19.3 。この 19.3 は2023年までサポートされるようです。更にこの中に3種類ほどのエディションがあり、またこのそれぞれに32bit版と64bit版がありました。
何がなんだかわからなくなりますが、どうやら自分の環境では「cinnamon の64bit版」で良いようです。

ようやく決まったところで「Linux Mint 19.3  cinnamon の64bit版」のisoファイルをダウンロードしました。
このisoファイルをUSBメモリに入れてこれを起動ディスクにするにはまたまた専用のソフトが必要で、これは「YUMI-2.0.6.9.exe」というソフトをダウンロードしました。
これを起動させて、先程ダウンロードしたisoファイルをディスクに書き込み、これで起動できるUSBメモリが出来ました。

VAIOをシャットダウンし、改めてF2キーを押しながら起動すると起動ディスクの選択が出来るようになっているので、ここでUSBメモリのLinux Mint を選択すると、何の問題もなくLinux が起ち上がりました。

画像編集ソフト GIMP。 Mac版のGIMPよりかなり速い。

暫くは様子見にいろいろと動かしてみましたが、なかなか良いようです。しかし、自分のやり方では何処か間違っていたのか、日本語変換が導入できません。
もしかしたら、ハードディスクに入れてやらなければ駄目なのかも?

そこで、正式にインストゥールすることにしました。その為にはハードディスクに新しいパーティションを作る必要があるようです。
そこで、ハードディスクの中のWindowsの領域を縮小して空き領域を作ります。しかし、Linux を動かすのには一体どれほどの領域があればいいのか、皆目見当がつきません。
これもネットで調べてみたところ、取りあえずは100GBもあれば良さそうです。
気をつけなければならないのは、この領域は後で増やすことは出来ないようですから、あまり少ないのも問題かも?これは後で分かったことで、そんな事ならもう少し多くしておけば良かったと、少々の反省。

先ほどと同じようにUSBメモリから起動するとデスクトップにLinux Mint のインストゥールのアイコンがありました。
これをクリックするとインストゥールが始まり、呆気ない程簡単にインストゥール完了です。
ここでF2キーを押しながら起動するとLinux と Windows の選択画面が出てくるので、Linux を選択すれば、無事デスクトップ画面が表示され、万々歳!!

ドローグラフィックソフト inkscape

このLinux Mint はその安定性で評価が高いようで、これまで1度もフリーズしたことはありません
評判の軽さ、もWindows7とは違い、かなりサクサクと動いてくれます。

その後、日本語入力のインプットメソッドやグラフィック関連の「inkscape」や「GIMP」、メーラーは「Thunderbird」、また Dropboxなども入れ、かなり使える環境になってきました。
事務関連では「Libre Office」が入っていて、MicrosoftのOffice と同じような、表計算、ワープロ、データベース、プレゼンアプリ、などが揃っていました。
特別なアプリケーションを使う事がないようなら、殆どLinux で間に合いそうです。

YOUTUBEの動画も問題なく見ることが出来ますが、動画編集ソフトはそれほど良いものは無いようでした。

コマンド入力画面

暫くはLinux に嵌りそうです。
Ms-Dos 以来のコマンドラインからの操作も懐かしく、また楽しいものでした。




2020/02/12

45年前の電卓 Pnac M-1


今から44年前の1976年春、同級の友人の結婚式の引き出物として貰ったナショナルの電卓です。
特別なキーは無く、ルートキーとメモリキーがM+とM-の二つ。
今の時代なら電卓が引き出物などとは考えられませんが、当時の販売価格は9980円だったようで、まだまだ高価なものだったようです。
液晶ではなく、青色の蛍光管を使ったもので単三電池2本で動いていました。
販売は1975年となっていますから既に45年を経過していますが、なんと未だに現役で動いているのですから、この当時の製品は随分と耐久性もあったようです。
その後購入し他液晶表示の電卓は故障して、既に何台もゴミと化していますが、これだけは長寿で元気なもの。
自分より長生きするかも?

2020/01/10

頂き物のディスプレイ

HPの20inchディスプレイ


説明を追加

昨年暮れ、友人から10年程前の中古の液晶ディスプレイを貰いました。HPの製品で20inchサイズの画面です。解像度は1600px x 900px と画素数は今のディスプレイに較べれば少ないです。

現在使っているのはMacbook Pro で、買った当初は27inch程度の外部ディスプレイを繋げて使う予定でした。13inchのディスプレイではとてもFinal cut Pro Xなど使えないと思っていましたが、Macbook Proのラティナディスプレイの精細さのお陰で何とかこれまで動画編集は出来てきました。

しかし、快適な操作環境と言う訳でも無く、必要なパレットだけを表示するように作業工程によって画面表示は切り換えて使って来ました。
Macbook 以前に使っていたiMac27inchに較べればその面積は4分の一程度のディスプレイなのですから、快適な環境である訳はありません。

それに家の中であちらこちらに持って行って使う為に、何時水を零したりして壊れるのかもわかりません。
実際既に2回程Apple に修理に出しています。
まだApple Care が生きているので修理代もそれ程は掛からずに済んでいますが、これから同じような事が起きる事を考えると、普段は外部ディスプレイに繋げて、キーボードも繋げ、所謂クラムシェルモードで使った方が怪我も無さそうです。
そんな事があってからのディスプレイだったので渡りに船でした。
解像度が横方向で1600px というスペックが何ともお粗末ではありますが、貰い物なのだから贅沢は言えません。
しかし、このディスプレイに繋げる方法はVGA かDVI しかありませんでした。
Macbook Proへの接続はThunderbolt (Type-C)しかありませんから、Type-C → VGA に変換する必要があります。
どうせ買うのなら、いろいろなコネクタを持つ Type-C 変換アダプタを買った方が良いでしょう。
この手のアダプタはかなりの種類が市販されていて選ぶのに迷います。


USB Type C 変換 アダプタ

結局購入したのは
USB C ハブ Tiniou 10 in 1 USB Type C 変換 アダプタ


4K HDMI出力ポート
1080P VGAコンバーターポート
3×USB3.0ポート5Gbps高速伝送
87W PD充電ポート
3.5mmオーディオポート
TF/SDカードリーダー
1000Mbps LANポート
10通りの出力が出来る変換アダプタでした。

Macbook Proの購入時に同じような変換アダプタは購入してこれまでも使って来ましたが、これにはVGA出力はありませんでした。
こうしたものもそれ程高額なものでは無く5,000円もしないのですから、パソコンの周辺機器も随分と安くなったものです。amazono での購入で、ポイントも少しあったのでこれで一部補填しました。
届いた変換アダプタは思っていた以上にしっかりした作りでこれまで使って来た物より高級感もありました。


現在の使用状況

早速頂き物のディスプレイを繋げて見た所、問題なし。
ただ、画質に関しては画像処理に使えるような品質では無く、白飛びが酷いです。これは古いだけに経年劣化なのか。
調べてみた所2009年の製品のようですから、既に10年が経過しています。それに価格も調べてみると、当時8,000円程で発売されていたようですから、かなりの廉価製品だったようです。


画像そのものの表示には向かないようですが、動画編集や画像処理には各種のパラメータを変える沢山のパレットがあります。
小さな画面ではパレット類が邪魔になり、始終この邪魔になるパレットをあっちにどかしたり、こっちにどかしたりの繰り返しになってしまいます。こうしたパレットなら色が少しくらいどうこうと言う事もありませんから、このパレット専用のディスプレイにして、画像の確認はMacbook Pro の綺麗なディスプレイを使えば問題なく使えそうです。

ただ、ディスプレイの高さが違うので、マウスポインタの移動する時に少し違和感を感じます。Macbook Pro の画面を持ち上げてやれば少しはこの違和感も薄らぐのかもしれません。

今は大きなディスプレイを買う余裕もありません。暫くはこの環境でやっていくしか無さそうです。

2019/12/27

Macbook Pro のキーボードがまたまた壊れた!


今年の2月頃、キーボードに酒を零してしまい、キーを打った時のクリック感が無くなってしまったので、これを治そうと思いキートップを外しました。
キートップを外すのはMacbook Air で慣れていたので心配はしていなかったのですが、Air と違い Pro のキーはもっと繊細なようで、外した時にキートップ裏の固定用の爪が折れてしまいました。
キートップ一個パーツとして出してはくれないので、修理に出すしかありません。

Apple Careに入っていたので、これで何とかなるだろうと思っていたところどうやら、過失の場合には幾らかの負担が生じるようです。
キートップだけならMacbook Pro 対象に無償修理プランがあるので、これで何とかなるようでした。
無償プランがあるという事は、Appleでもこのキーボードの欠陥については認めているのでしょう。
少しくらいの負担は仕方ないか、と思っていた所、翌日Appleから連絡があり、マザーボード上に液体の跡があり、これも修理した方が良いとの事。
そう言うのならその方が良いのでしょう。

しかし、個人負担は一気に4万円台まで上がってしまいました。
修理が完了して戻って来た明細を見ると、マザーボード、キーボード交換となったので、これに乗っている1TBのSSD 、バッテリー、キーボード、トップケース、など肝心な部分は殆ど新品になって帰ってきました。一年使ったバッテリーも充電回数1回で、新品でした。

修理が終えて戻って来てからは水やゴミには気を付けて使って来ましたが、それでもたまに、キーが沈まなくなったり、あるキーだけタッチの感触が他のキーと変わってしまったり、と時々おかしくなっていました。こんな時はキーを指でパチパチ叩いてやれば殆どの場合は治りました。

12月に入り、いつもの事でDのキーの動きが悪くなりました。いつものようにパチパチとやってもなかなか治りません。
ならば、キートップを外してみようと言う事になりますが、前回の失敗もあるので、ネット上で、このキートップの外し方を勉強して、慎重にやってみました。

ところが、
またもや爪が折れた!!
おまけにその下のバタフライの爪まで折れた!!

ぎょ、ギョ、ギョ!!

再びApple のサポートに連絡です。
修理に出すしかありませんが、キーボードの修理プログラムは使えても、パーツが壊れている場合には13000円程の負担が生じるとの事。
キートップ一個で13000円かよ.....
まぁ、仕方ない。
修理は簡単に済んだようで、二日程で戻って来ました。(早い!!!。驚きの早さ!)
修理の明細を見てみたらビックリ!

キーボードの交換となり、このキーボードの付いているトップカバー毎の交換のようです。それにこのトップカバーに付いているバッテリーまで新品になったようでした。実際、バッテリーの充電回数はまた1回に戻っていました。見える範囲でディスプレイ以外は全て新品になってしまったと云う事になりました。
さて、修理代はどうかと恐る恐る確認したら、最後の方に
今回の修理について修理代は発生しない
との事。
流石、Apple さん太っ腹!!

しかし、2度有った事はこれからも起こり得る事です。
このMacbook Pro を買う時には、普段は大型の外部ディスプレイと外部キーボードに繋げてクラムシェルモードで使う予定でした。外に持ち出す時だけ単体使用する予定でした。ところが、買って暫くすると13inchの小さなディスプレイにも慣れてしまい、Final cut Pro でさえ、精細なディスプレイのお陰で、この小さな画面でも何とかなるようになってしまいました。
しかし、これから掛かるかもしれない修理代を考えると、出来るだけ、本体のキーボードは使わないで閉じておきたいところです。
そこで、外部ディスプレイの検討を始めました。

条件としては、
サイズは以前使っていたiMac の27inchと同じサイズにしたい。
接続はtype-C での接続。
ディスプレイから、USBのハードディスクに繋げたいので、少なくても2つのUSB端子が欲しい。

この条件で探すと、やはりHDMI接続の物に較べるとType-C で接続できるものは高額でした。最低でも6万以上出さないと無いようです。

しかし、Type-Cでの接続が出来るかどうかで使い勝手は大分変わって来てしまいます。
迷う所ですが、次の故障が出ないうちに何とかしておいた方が良さそうです。



2019/10/24

DreamweaverからCoda2 へ


2000年 Adobe GoLive でスタート

2000年にホームページと云うものに興味を持ち、早速Adobe のGoLive というWebデザインソフトを買い求め始めました。

埒もないページを作り、レンタルサーバーの契約を済ませ、自分のHPのデータをアップロードして、生まれて初めての自分のHPが立ち上がりました。
その当時は今のようなCSSを使ったデザインではなく、HTMLで組み立てていくタイプのページジ作りが主流。
それから十数年。途中何度かのリニューアルをしながら何とか継続してきました。
2014年、地区で募集した「古寺巡礼」の会に参加し、この巡礼記をHPで掲載しようとしましたが、この時点では既にGoLive は時代遅れの遺物で、GoLive自体も既に発売元であるAdobeでも開発は止まっていました。

14年経ちDreamweaver に移行

Wevデザインと云えば「Dreamweaver」が主流で、Macの世界ではこれ以外には選択肢も無いような状況でした。

早速「Dreamweaver」を! となりましたが、このソフト、というかAdobe の製品の主立ったものは全て買い取る事の出来ない使用料を払う形式になってしまっていました。
安いのなら良いのですが、一ヶ月に2,400円(2014年当時は2100円位だったか?)ですから、趣味で楽しむには随分とコストのかかる道楽になってしまいます。それ以外にもレンタルサーバーも必要になりますから、大した事も無いHPでも年間では3万数千円の経費が掛かってしまいます。
それでも、取りあえずはやってみようとDreamweaver の単体プランでスタートしました。

え? CSS 何それ?

HPの作り方も十数年前に較べると随分と変わってきていました。
ページ全体の組み立てはhtmlで行い、そこからの整形や飾り付けはスタイルシート(css)で行うのが一般的になっていました。
63歳になってからのcssも途中でメゲそうになりながらも何とか形も付いてきました。
しかし、HPの閲覧はパソコンからスマホやタブレットの方が一般的になってきてしまいました。
それまでのページでは文字も小さくて拡大しないと文字も読めません。

え? 今度は Bootstrap ? 何じゃそれは?

そこでまたまた、Mobile対応のページデザインも考えなくてはならなくなり、端末によりページレイアウトを変える必要に迫られました。
所謂、レスポンシブデザインと言う事になりますが、この時既に65歳。脳があまり働かなくなっていくこの歳になってレスポンシブデザイン?
そこでまたまたbootstrap の勉強です。有り難い事にYoutube にも幾つかのbootstrap の講座があり、これを繰り返し見ながら、また、有料の講座も受けて、何とか単純なものなら作れるようになりました。

その間にもDreamweaver にも何回かのバージョンアップがあり、機能的には進化していきましたが、進化する度に動作が重くなって行き、使っていて気持ちの良いソフトでは無くなってきていました。

パソコンのスペック不足なのか?

自分の使っているパソコンはそれまで使っていたiMacから現在はMacbook Pro 2017 に代わり、一応CPUはi7 SSDは1TB、メモリも16GB目一杯積んでいますから、それ程の低スペックでもありません。

ネット上でも同じように感じる人は多いようでしたが、ただMacの世界ではWebデザインソフトに関しては他に選択肢も無さそうでした。

バイバイ Dreamweaver Coda2 に移行

そんな中で見つけたのが「Coda2」というWebデザインソフトです。
しかし、Dreamweaver のようにコードを自動的に作っていってくれる訳では無く、コードはエディタで打ち込みながらページを作っていかなければならないようです。

Dreamweaver 契約解除

時は2018年9月、来年6月のDreamweaverの契約更新で脱Dreamweaverを目指し、Coda2への移行を開始。
どうせHPの更新といっても、これからは出来上がっているページへ新しく投稿したblogへのリンクを追加していくだけの作業ですから、この程度なら自分にも出来ました。
2019年6月、バイバイDreamweaver !

ホームページも潮時か!

正直、もうHPも閉鎖してblogだけにしようかとも思います。でも、折角ここまで覚えたWebデザインですから、もう少し続けてみようかな、と思いながら、更新の度に頭が痛くなる程の一苦労が恒例になってきました。
でも、まぁ、仕事では無く、遊び、道楽なのですから....

2019/10/11

スーパー地形でトラック再生


街道歩きで使っているiPhoneアプリ「スーパー地形」に記録したトラックの再生機能が追加されました。
再生機能の使い方は簡単で、「GPS」→「トラック(軌跡)一覧」→トラック選択→「グラフとデータ編集」→「グラフ表示」
これで再生のスタート待ちになります。
左端の中間辺りにある再生ボタンで再生時に写真を表示するかどうかの確認画面が出ます。ここで画像ONにすると、撮った写真があれば再生中にそのポイントまで来た時に画像が表示されます。画像の表示時間は設定画面で変更できます。
これまではiPhoneでGPSのログをとるとバッテリーの消費が大きかったのでハンディGPSロガーを使っていましたが、これがとうとう壊れてしまい、最近はモバイルバッテリーを繋げてスーパー地形でGPSログをとっています。
自分のiPhoneは未だに7ですが、GPSの精度はiPhone3ー4ー5ー6と使い続けてきた中で、型が変わる度にかなりの進化を遂げています。
精度に関しては文句なしのiPhoneです。ただ、もう少しバッテリー消費が少なくなってくれれば有り難いです。

こんな高機能アプリが千円以内で購入できるとは、些かの驚きがあります。

2019/10/04

清見寺の五百羅漢

清見寺までのウォーキング再開

以前は毎日ウォーキングを続けていましたが、歳と共におろそかになり最近では1月に10日も歩く日があれば良い方。

それに歩く距離も短くなり、毎日3Km以上も離れた清水区興津の清見寺までの往復6Km以上歩いていたのに最近では近くを走っている1号線に出るまでの往復3.6Km程度になってしまいました。

そこで心機一転

清見寺までのウォーキングを再開しました。しかし、それまでの3.6Kmが6.3Kmですから結構大変です。
東海の名刹と言われる清見寺でよく知られているものに「五百羅漢像」があります。


東海道線の陸橋を渡り、山門を潜って左奥に並んでいるのが五百羅漢像です。

清見寺の紹介では必ず登場する五百羅漢像ですが、実は元々清見寺にあったものでは無く、清見寺の末寺であった臨海寺にあった羅漢像でした。しかし、この臨海寺が明治になり廃寺となってしまった事から清見寺に引き取られたもの。
実際に500体あるのかどうかは判りませんが、よく見ればこの中には似た顔の羅漢像が必ずあると言い、その像が穏やかな顔をしていれば、故人もあの世で穏やかにしているといわれます。

そう思うとあまり顔は見たくないですね。


この五百羅漢の中に牛肉羅漢と言われる羅漢像があります。これは明治時代、この近くに別邸があった井上馨がこの羅漢像の一体を自分の家に置きたいと所望し、清見寺の住職に牛肉で接待してまで、これを手に入れようとした事から、井上公が欲しがった一体には牛肉羅漢の名前がついたとか。
勿論、住職は大いに怒り、これを断ったということです。