|
当日のGPSログ |
昨年100寺巡礼で鎌倉に行った際、ついでだからと坂東三十三カ所觀音霊場の一番札所、杉本寺に寄り、御朱印帳と、杉本寺の御朱印は貰っていました。
その後、なかなか続きの霊場巡りにも出掛けられずにいましたが、正月気分も抜けようとしていた1月9日に鎌倉の残り三寺(岩殿寺、安養院、長谷寺)と帰りに鴨宮で電車を降り、五番札所となっている勝福寺を廻ってきました。小田原までは新幹線を利用し、そこから大船まで在来線で行き、大船から逗子までは横須賀線と、電車を乗り継ぎ、ようやくスタート地点の逗子駅に到着。
北鎌倉駅から鎌倉駅までのメジャーな観光処は人でごった返しているようでしたが、そこから外れた南部はそれ程の人出もなく静かなものでした。
まずは二番札所の岩殿寺。ここはあまり特徴の有る寺でもなく、御朱印を頂いて、二番札所にむけ西へ。
暫く行くともの凄い急坂になり、登り切った所から鎌倉七口と言われる七カ所あった鎌倉への入口の一つである名越切通が始まります。
この切り通しでは同じように歩いている若い人達に何人か会いましたが、こうした所を歩いているのは大体年配の人で、若い人は珍しいです。
この名越切通はかなり古い街道で、すぐ近くまで宅地になって来ているのに、いままでよくもここまで保存してきたものだと感心します。
これを抜けて下り暫く行けば安養院。安養院は頼朝のカミさんの政子の法名なのだそうです。ここからも西へ西へ歩き、長谷寺へ。
長谷寺は何年ぶりだろうか。奈良の長谷寺と同じ大きさの十一面觀音といいますが、こちらの觀音さんは同じ高さの所に立っているから、その大きさが半端でなく大きく見え、迫力満点の觀音さんです。
これで鎌倉市内の札所はクリヤー。ついでだからと30年ぶりくらいの大仏さんも見学。さて、せっかく鎌倉に来たのだから鶴岡八幡宮への初詣くらいしていきたい。どうやって移動しようかと思っていたら目の前にバスが止まった。行き先をみると鎌倉駅です。これに飛び乗り鎌倉駅へ。
鎌倉駅前から小町通りあたりは人でごったがえしていて、このまま行ったら八幡宮までは時間が掛かるばかりなので、若宮大路に出てみたけど、やはり人の混み樣はかなりのもの。八幡宮の境内の人数も凄かったです。
初詣を済まし再び鎌倉駅まで歩く。帰りは初めての江ノ電で藤沢に出ることになりました。テレビ番組などでその様子は知っていたけど、実際乗ってみると、こんな狭いところを!と驚いた。家の門の外は線路なのだから子供の飛び出し事故など起きないものなのだろうか?と人事ながら心配になります。
藤沢駅から鴨宮駅まで行き、そこからまたまた歩き、五番札所の勝福寺へ。御朱印の受付は4時までとなっているのであまり時間的な余裕はない。
何とか時間には間に合い、これで五番目まではクリヤー。この勝福寺の歴史を見ると鑑真、孝謙天皇、実忠等の超メジャーな人物が登場し、凄いものでしたが、まさかこれが史実とも思えません。
寺の前にあったバス停から、いいタイミングでやって来た路線バスに乗って小田原駅まで行き、新幹線。これで第一回目の坂東巡礼も無事終了しました。さて、次回はいつになるのでしょう。